2022年7月21日は、YOSIN学院にて今年も開催!『夜のセミ探検隊昆虫食体験イベント』を開催しました。今回もたくさんのご参加ありがとうございます。ご家族でのご参加も多く、親子で1つのテーマを共有するのも素敵ですね!

 

講師は学院の特別講師でもあるおなじみ昆虫食活動家かずきに登壇頂き、かなり盛り上がった楽しい時間を過ごしました。

イベントは3部構成♪①セミの探究学習、②公園でセミの幼虫&羽化探索フィールドワーク、③セミの昆虫食実食体験。見て聞いて味わって!?セミづくしの1日です。

 

まずセミについて探究学習。日本のセミってどんな種類がいる?世界の珍しいセミって知ってる?オスとメスの見分け方って知ってる?そしておいしいセミの見分け方って知ってる?などなど、その都度みなで”なぜ?”を考えてみます。子どもたちも好奇心が体を追い越すぐらい大興奮。質問したりおもしろい感想を表現していました。

 

 

さて夜も7時を過ぎたあたり公園に移動してLet'sフィールドワーク!夜のセミ探検隊スタートです。今年も怪しい天気くもり。超絶晴男の私の願い?!で午前中の雨も止み、セミにとっては絶好のコンディションになりました。

講師のかずき、シークレット講師セミ博士、近大生のサポート講師も加わりセミ探検隊出動!

 

「あ!!見つけた!!!」早速セミの幼虫発見♪

 

 

「見せて見せて!これはデベソあるからオスやな!」静かにして耳を澄ませると、落ち葉あたりでカサカサ音が鳴ります。ここが見つけるポイントの1つでもあります。

 

「みんな来てー!羽化してる!」バッチリ羽化も見つけました。

 

 

時間を忘れるぐらい夢中。走り回ってはたくさんの採集や観察が出来ました。生き物の不思議さ強さ、美しさ気持ち悪さ、発見すべてひっくるめて知的財産!

後日談ですが、子ども達お家に帰ってからも寝るまで今日の思い出話をマシンガントークだったそうです爆  笑

 

 

最後はいよいよセミの実食タイム!(希望者のみ)

今年は揚げて食べてみましょう。昆虫食用のセミも用意しておりますが、子ども達「さっき採った幼虫を食べてみたい!」と採りたてホヤホヤも食べてみます!(命に感謝しながら!?※昆虫食は生で食べる・死んでいる物を食べるはNGです。

 

 

「成虫も食べてみたい!」さっき公園で取った成虫も油へGO。

『探究・科学・学習・考究・制作などなど、学びは知識を与えるのではなく基本的に実践そして自分なりの研究であり仮説』というのが学院の考えなので、食べてみたい好奇心があるなら(安全であるなら)食べてみましょう。

 

 

「めっちゃおいしい~!」「ナッツの味がする!」「エビみたい!」「なんかそら豆のにおいする」「げっ、顔はなんか刺さって痛いい…」みんな目を輝かせていろんな感想が飛び交います。

 

 

「あ~なんか食べてみたいけど食べる勇気がでーへん」無理して食べなくても大丈夫。体験したという事実が貴重です!

 

古代ローマの時代から食べられていたセミ。

東南アジア特にベトナムや中国では健康食品としても人気です。小さな個体にタンパク質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれているそうで、抜け殻も食べたい男の子がいましたが、これはすりつぶして炒って食べた方が良いですね。漢方薬としても使われています。

 

子どもたちは見たり聞いたり感じたり。たくさんの事を知り体験した1日でした。

 

食べる子もいれば、家に持って帰り羽化観察する子もいます。

みんなそれぞれ、たくさんの体験をしましたね!楽しく思い出に残る1日になれば嬉しいです!

 

 

子どもたちは大きくなる間に、知らないもの、わからないもの、美しいもの、気持ちが悪いもの、不思議と思うもの、おもしろそうと思うもの、数えきれない程たくさんのものに出会います。

その時生まれる「もっと知りたい!もっと調べたい!」興味や好奇心を大切にして様々な角度から考えを深めて欲しい。

そして、やる前から「これはこうだ」と決めつけず、何か1つの考え方が正しと思わず、たくさんの経験の中から答えは自分の中で生み出し行ってくださいね。


 

「勉強はしないといけないものでは無くて、したいと思うもの」と言う言葉がありますが、まさに、この先何歳になっても好きな事を勉強しようと思えはいくらでもできます。
好きな事、興味のある事はとことん探究して行きましょう!



OSIN学院

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