撮影会をやってみました | 溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

撮影会をやってみました

東京デザイナーズウィークとIPEC2009が終わったのを機に
自分の作品をきちんとした形で残そうと思い
プロのカメラマンさんにお願いして
作品の撮影を都内のスタジオでやってきましたよ。



自分自身、撮影スタジオに行ったのは初めての事だし
ましてや撮影の雰囲気を味わうのも初めてだったので
かなり興味津々・・・



今回は数人のデザイナーさんと一緒に
それぞれの作品を持ち寄っての撮影会となりました。






溶接職人JINの「ものづくり」放浪記



普通は、このようなオープンセット(?)みたいなスタジオで
撮影するのらしいのですが
僕の作品はステンレスで、しかも表面が研磨加工しているので
作品自体が鏡のように周りの景色を写し込んでしまうらしく
急遽セット作りをしなければならなくなりました。



溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

↑ スタジオのスタッフさんが頑張ってくれてます

  

溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

↑ 自分のリクエストとはいえ、大変な作業です                             
                                                




自分が撮ってもらいたいアングルの打ち合わせや
カーテンやつい立てを使っての撮影場所のセッティングなど
スタッフさんの協力を得ながら
作品になるべく写りこまないようカメラだけを
撮影ポイントに設置して、いよいよ撮影開始!!


             
溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

↑ カメラマンさんがアングルを確認中



溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

↑ こんな感じかな?



静寂な雰囲気の中
シャッター音だけがスタジオに響きます。



カメラの事は詳しくはない僕が写真を撮る時に
唯一気にするのが「逆光」や「フラッシュ」くらいなのですが
さすがにプロのカメラマンさんは違いますね。



スタジオの照明の明るさから角度まで
さらにはシャッター速度やストロボ時間の調整など
1ショットごとに変えていくんですね。



あるカットでは接写にしたり、
あるカットでは引いた写真にしたりと
1つの作品だけで数時間かけて撮影してもらいました。






業種は違うけど、
こうやってひとつの作品を作り上げて行く所は
カメラマンさんも職人も同じなんだな。



プロの仕事を目の当たりにして
改めて自分の仕事に対する意識を考えさせられた
そんな撮影会でした。



もちろん、撮っていただいた写真は大満足の仕上がりでしたよチョキ