08グッドデザイン大賞 | 溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

08グッドデザイン大賞

昨日、今年のグッドデザイン大賞が発表になりましたね。


今年のグッドデザイン賞は
TOYOTAの「iQ」という全長2985mmのサイズながら
4人乗り(!!)の超コンパクトカーです。



↑ TOYOTAの「iQ」(グッドデザイン大賞 HPより)



今年のグッドデザイン賞の選考方法は従来とは変わって、
ノミネート企業7社によるプレゼンテーションを行い
審査員が投票するという方法をとられたらしいのですが



HONDAの「FCXクラリティ」という車との決戦投票を制し
TOYOTAの「iQ」が見事に大賞に選ばれたそうです。




↑ HONDA「FCXクラリティ」(グッドデザイン大賞 HPより)







現在HONDAユーザーの僕にとっては
個人的には「FCXクラリティ」に大賞を取ってもらいたかったんだけど、
「iQ」みたいなコンパクトカーも好きなんだよね~。



昔から「MINI」が大好きで、
同じ「MINI」でも「MINIクーパー」に6年
ちょと珍しい「MINIバン」に5年と
学生時代から10年以上も「MINI」ユーザーだったんですよ。



そのころの「MINI」は、それこそちょっと遠出するだけでも
タイヤの空気圧のチェックはもちろんの事、
オイル交換やスパークプラグを交換したり、
常に修理道具を積んでいたりなんかして
大事に大事に乗り続けたのもです。
(あ~懐かしい!!)






それに比べたら、
大賞に選ばれた「iQ」は、デザイン的にもステイリッシュで
性能もすごい!!(らしい)



小さいボディーながら1.0ℓエンジンを搭載し、
走行燃費21.0km/ℓ(!!)なんだって。
(どんだけ走るんだよって感じです)



しかも、安全面でも9個のエアバッグや
S-VSCを全車に標準装備するなど、
高い安全性能を兼ね備えているとの事。






僕の乗ってた「MINI」なんか
「パワー(を使う)ステアリング」&
「パワー(を使う)ウィンド」だし、
「やたら燃費が悪いな~」と思ってたら、
マフラーに穴があいてたり(笑)
高速道路を降りた瞬間
エンジンがウンともスンとも言わなくなったり・・・



出先でタイヤがパンクして、
スペアタイヤが無かったもんだから
車をその場に一晩置かせてもらって、
次の日、自宅近くのMINIのショップでタイヤを買って
むき出しのタイヤを手に、
満員の山手線に乗って現場に行ったりと
そりゃ~手のかかる子でしたよ(笑)
(MINIの武勇伝だけで相当ブログが書けるかも・・・)






都内とか細い路地が多い場所では
確かに大きい車よりもコンパクトカーの方が
走りやすいと言う面はあると思うんだけど、
この「iQ」は「乗ってて楽しい」感を味わえそうだし、
デザイン的にも独自のプロポーションで格好良いと思うし
TOYOTAのデザイン力の強さを感じましたね。



車のデザイン場合、
ただ単に外観が格好良いと言うだけで無く、
安全性・機能性・操作性・乗り心地など
運転する人の事を考え抜いたものが
製品としてカタチになって現れる・・・



運転にまつわるトータル的な事が「デザイン」として
評価されると思うのですが、



インテリアも同じように、
機能面・安全面・使い心地など
使ってくれる人がどんな環境で使うのか
何を求めているのかなど、
お客様の状況をしっかりと把握した上でのデザインが大事だと思う。



どんな分野においても、
デザインと言うのはデザイナーの自己中心的な
満足度のアピールの場では決して無く、
使っていただく「お客様」の笑顔の為にデザインする。
そんな気がします。



いつか自分も「グッドデザイン賞」を取れるように
頑張りますメラメラ