秋の箱根がすごいことに!!② | 溶接職人JINの「ものづくり」放浪記

秋の箱根がすごいことに!!②

6時間かけて箱根の往路を完走した後
「このまま寝るにはもったいない!!」という事で、
鉄道好きのワタクシにとって、一度は乗ってみたかった
箱根登山鉄道に乗ってきましたよ。




箱根湯本駅で出発待ちの
箱根登山鉄道2000系



自分でも意外な気がするのですが、箱根には何回か行った事があっても、
そのすべてが車(観光バス)だったので、
箱根登山鉄道は、今回が始めての乗車だったんです。



当然、座席は運転席が見える一番前(笑)!!
乗ってみて気が付いたんですけど、
この箱根登山鉄道は運転席が真ん中にあって、
しかも先頭車両の一番前の座席が、普通の電車みたいに横並びではなく
正面を向いて座れるようになっている為、
運転手気分が味わえる、すばらしい電車だったっす!!



さすがに景色を見せる為に設計されているだけあって、
運転手気分の車窓からは、雄大な箱根の紅葉が一望でき、
ニヤニヤしっぱなしでした。




箱根登山鉄道の車窓から



箱根登山鉄道のもう一つの見所は、
急勾配を登って行く為に、一本の線路で登りきる事が出来ないため
スイッチバックという方式で、途中3回、先頭と最後尾の車両が入れ替って
ジグザグに登って行くのです。



スイッチバックでは、車両の進行方向が逆向きになるため、
その度に一旦停止して、運転士さんと車掌さんが入れ替わるんです。




スイッチバックの様子
右の電車は、箱根湯本行き
自分たちは強羅行き



「やっぱり電車はいいよな~。
風情があるし、なんと言っても渋滞がないもんな~」
なんて感傷に若干浸りながら、コトコト揺られていく。






紅葉を見ながら、約40分で終点の強羅駅に到着後、
紅葉の名所の一つ「強羅公園」でひとやすみ。



すでに日も暮れだしてきたので、
30分くらいの滞在で、帰りの電車に乗る為に再び強羅駅



すると、渋滞が無いはずの電車なのに・・・



電車を乗る人があまりに多いため、
なんと電車の乗車待ちの大行列!!



NO~!!ここは箱根だぞ!!!強羅なんだぞ!!!!
いくら急勾配を走るからといって、
夢と魔法の王国「○ィズニーランド」で、
「ビック○○ダー・マウンテン」の乗車待ちをしてるんじゃないんだぞ~~~!!
(お~お~~お~~~・・・やまびこ風)



まるで魔法をかけられたかのような、この大行列を通過するのに
はい、1時間
ついでに電車の乗車時間を入れたら、合計1時間40分



結局、旅館にチェックインしたのは
自宅を出てから10時間後の事だった・・・。



(渋滞の旅は)さらに続く