作品展二日目です♪ | Following the starlight ー星あかりをたどって ー

美しい秋空のもと、繭の森3 掌の月の扉が開きました。

二日目です。

小平市の植物専門書店 草舟あんとす号さんにて、23日5時までです。(水木はお休みです)

 

詳しくはこちら↓

作品展のお知らせ

 

✴︎「掌の月」についてのメッセージは、紙媒体で草舟あんとす号さんにお届けしましたので、見ていただけると嬉しいです。

 

 

 

今日ご紹介する絵です。

 

 

まず、「漂ー散華ー」です。

 

ご縁のある古い神社の境内に一本のヤマザクラの木があって、毎年桜が咲くと会いに行きます。

とある満月の夜にその桜の木のイメージがやってきて描いたものです。

 

 

朧にひかる月を抱いて

花に埋め尽くされ

ふかまりゆく

藍宵の波間を

ほの白き

散華とともに

漂い流れ

時をわすれ

己をわすれて

夢か現か

解けて

ほどけて

掌の月に

まざりつつ

 

絵と詩 yukane

 

 

 

 

 

「午後の魔法」

このすずらんの子たちは何度か加筆を加え、最終的にはこんな感じになりました。

 

 

 

静かな風が揺らす

午後の庭で

ひっそりと

ちいさな魔法たちがめざめる

白い帽子の

すずらんの子どもたち

みんなそれぞれが

ちいさなプリズムに包まれている

 

虹はそこに光があるしるし

ちいさな白いすずらんの花は

そこに希望の種が眠っているしるし

この子たちはそれらを

手渡してくれる

今 という時を

あなたはたしかに

手にしている

 

そっと届けられた

あなた自身からの光の架け橋

掌の月からのちいさな

光というメッセージを

 

絵と詩 yukane

 

 

 

 

見ていただいてありがとうございます。

ゆっくりたちどまって、羽をやすめていってもらえるとうれしいな。
 
yukane