こんにちは。

 

お盆休みに、飛行機で読書をするために

旅に出てきました。

 

そこで持っていった本はこちらです。

 

 

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神木ゆうりさん著

『じぶんを愛することを教えてくれた

3つの喫茶店物語』

 

 

ゆうりさんが、苦しさの中でもがきながら

「自分を愛すること」を見つけていく姿が

物語として描かれていて、とても読みやすい

一冊でした。

 

 

ただ、私にとってはそうではありませんでした。

物語のひとつひとつの出来事に、自分自身の

幼いころの記憶が重なり、気づかされることが

あまりにも多かったから。

 

「そうだよね。私こんなだったよね。」

と思い出しながら読み進めることは、

決してスムーズではなく、なかなか感想を

ブログに書くことまで至りませんでした。

 

 

今回、読んでいて一番に思ったこと。

 

 

それは

『私は自分を武装していたんだ』ということ。

 

 

なぜ武装するに至ったか、

今でも鮮明に覚えいている出来事があります。

 

小学校の低学年の頃

同級生の男の子から、スカートめくりを

されたこと。

 

それまではフリルがついた可愛いスカートも

大好きだったのに

その一件から、パタっとスカートを

履かなくなりました。

 

プライベートで再びスカートを着られるように

なったのは、なんと20歳を超えてからのこと

でした!

 

 

それからは無意識のうちに

「女性とは?」

「家父長制度とは?」

「なぜ女性の社会的地位は低いのか?」

「男尊女卑とは?」

 

という問いを自分に投げかけ

考えるようになっていきました。

 

 

 

大人になった今でも

そこから完全には抜け出せていないのが現状です。

 

 

小学生の頃、よく意地悪をしてくる男の子が

いました。

大人になって再会した時に言われたのは

 

「ようさりは、国語、算数、理科、社会

なんでもテストの点数が良かった!

そこが鼻について、意地悪をしていたんだ!」

 

ということ。

 

 

今の職場でも

「あなたは、男性の技術者と頭の中が同じだね」

「あなたは、〇〇常務(男性)と思考の仕方が

似ているね」

と言われることがあります。

 

私はこれまで、誉め言葉だと受け取っていました。

 

 

だけど、この本を読んで気づいたんです。

それは、私にとっては「呪いの言葉」だったのではないか、と。

 

 

ずっと「男尊女卑」について疑問を抱きながら

皮肉にも、その構造が根強く残る業界で働き続けている。

 

 

「私は自分を愛せていないし、

女性としての私を、まるまる受入れられていない。」

 

「だからこそ、今もなお『女性とは?』を

問い続けなければならない現実にいるんだ」と

 

理解することができました。

 

 

 

私は、冒頭でゆうりさんがかけてくれた言葉が

大好きです。

 

「愛について学ぶことは何歳からでも遅くない」

 

 

 

私はこれまで、自分のことを

「愛のない冷たい人間だ」と思って

生きてきました。

 

でも、この本を読んで、私は冷たいのではなく

ただ「愛を知らなかっただけなんだ」と

気づくことができました。

 

 

私は、もう人生の折り返し地点にきている年齢です。

 

長年積み重なった潜在意識や思考の癖、

歪みを直していくことは、

決して楽なことではないと思います。

 

 

それでも

昨日より、今日

今年より、来年

 

 

少しずつでも、女性として生まれた自分を

愛せるようになれたらいいな。

 

 

こんなにも愛にあふれる、ゆうりさんが

かつてそんなにも苦しんでいたという事実に

とても勇気をもらいました。

 

私のように、苦しんでいる

いや、苦しんでいることにも気づけていない

そんな人にも、いまからでも遅くない!と

たくさんの勇気と気づきを与えてくれて

 

この本を書いてくださって

本当にありがとうございます。

 

 

まだ1周読んだだけでは

伝えきれない想いもたくさんあります。

 

2周、3周と何度も読み返して

私の中に残る呪いや、過去の出来事と

もっと丁寧に、逃げずに向きあっていきたいと

思います。

 

 

実は、神木ゆうりさんの本で

『恋愛がうまくいく あのねノート』も購入

していましたが、なかなか読み進められずに

いました。

 

ですが、

私にとっては、この本(じぶんを愛することを教えてくれた3つの喫茶店物語)が先だったんだ!

ということ。

 

 

たくさん思い出して、消化して

自分を愛することを知ったあとに

『恋愛がうまくいく あのねノート』に

進もうと思います。

 

 

 

旅の目的地で訪れた

葉祥明さんの美術展でも

「愛について」のたくさんの詩に出会いました。

 

心に響いた詩が載った絵本を買って帰ったので

それはまた別の機会に綴ります。