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シリーズ"ロータリーカッター"
第三弾「どんな時に使うの?」
↓前回記事はこちら♫
今回はロータリーカッターはそもそもどんな時に使うの?同じように切れる道具なら鋏じゃだめなの?という疑問もあると思いますので、ロータリーカッターを使うメリット・デメリットについても語っていきたいと思います
ー目次ー
⚫︎そもそもどんな時に使うの?
・ハサミじゃダメなの?
・ロータリーカッターを使うメリット
・ロータリーカッターを使うデメリット
⚫︎そもそもどんな時に使うの?
紙を切ったり皮を切ったりと用途は様々ですが、
洋裁の現場では主に生地の裁断に使用します。
基本的な使い方としては、裁断する生地の上にパターン(型紙)を置き、パターンの端に沿ってロータリーカッターで生地を裁断するという方法です。
教室でもこの方法が1番多いですね
●ハサミじゃダメなの?
そもそもハサミじゃダメなの?
という疑問もありますよね。
もちろん、ハサミでもOKです。
肉じゃがを作る時、鍋を使う方もいればフライパンを使う方もいらっしゃると思います。
使い勝手の好みはそれぞれなので、絶対に「こうじゃなきゃダメ」という事はありません
ただし、生地やパーツの形によって向き不向きもあるので、ロータリーカッターを使うメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
⚫︎ロータリーカッターを使うメリット
・生地がヨレない。
生地と土台(机)の間に刃を入れて裁断するハサミに比べ、ロータリーカッターは生地の上から裁断するので、生地が動きにくくヨレないという利点があります。
・生地を重ねて裁断できる
前述と同様、ハサミのように生地を浮かせる必要がないので、複数枚の生地を重ねてもズレずに一気に裁断することが可能です。
・カーブが切りやすい
刃渡りの長いハサミに対して、刃の接地面が少ないロータリーカッターは小回りが効くのでカーブに強いです。ある程度のカーブであれば一発でスイスイ切れます。
(鋏の刃の先端だけを使うと細かいカーブも容易ですが、それはまた後日語りましょう)
体長が長い"大型バス"と体長の短い"軽自動車"の交差点の曲がり方の違いを想像していただくとわかりやすいですね♫
・裁断の自由度が高い
ご自宅ではスペースが限られている場合もあるので一概に言えませんが、生地に型紙を乗せて広げた状態で、端からしか切り出せないハサミに対し、ロータリーカッターはどの場所からでも切り出せるという利点もあります。
⚫︎ロータリーカッターを使うデメリット
・直線が不安定
基本的にフリーハンドで使うロータリーカッター、長い直線になると難易度が高くブレやすくなります
。(定規を添えて切る方法もあります。後日更新の"ロータリーカッターの便利な使い方"にてお教えします。)
・刃は消耗品!コスパは決して高くない
生地は紙よりも繊細です。少しでも刃こぼれするとすぐに切れなくなってしまうので、こまめな交換が必要です。
しかし、刃物道具は全て同じ消耗品です。
ツールはお手入れがなによりも重要!
鋏や包丁を毎回研ぎに出すのはなかなか難しいですが、そういう点ではさっと新しい刃に交換できるロータリーカッターはお手入れが簡単と言えます♫
今回のまとめ
ロータリーカッターについて、少しお分かりいただけたでしょうか?
次回はいよいよ実戦編「どうやって使うの?」です。刃の出し入れの仕方から持ち方、切り方まで詳しく語っていきます
お楽しみに♫
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