マタイ16:1~4
 

「夕焼けだから明日は晴れるね」

「朝焼けだから今日は天気が崩れるよ」

と、自然からのサインを読み取り明日のことくらいなら分かる私たち。

その私たちにイエスは訊ねます。

「それなら最後の裁きのために神さまが雲に乗ってやってくる時がいつなのかくらい、とっくに分かってるよね?!」と。

 

あなたにはそれがいつ来るか、分かりますか?

 

実はその時はいつか、なのではなく、「既に来ている」のです。

 

たった一人の人が全人類の身代わりとなって地獄に落ち、永遠に業火に焼かれ苦しみ続ける。

そしてその人のお陰で、その人以外の人類はすべて天国に行き、永遠に神様の傍で安寧に暮らすことが出来る。

たった一人の「その人」になるためにイエスはこの世に生まれてくださった。

 

私たちはイエス降誕以後ずっと最後の裁きの中を生きています。

しかしそれは「地獄に堕ちるに違いない」という絶望と恐怖の時間ではなく、希望と喜びの時です。

なぜなら私たちの手の中には既に、天国行きのチケットが握られているからです。