マタイ5:1~12

一つ前のブログ Lean on me で、「心の貧しい者」とは神の前で自分の小ささ虚しさを知り神との関係を正しくする者のことだと知った。また、そのような者こそが天と地とを嗣ぐと約束されていることを学んだ。

そして
「天と地を嗣ぐ、といってもらったからといって現実は変わらない、
権力者によって虫けらのように殺されていく運命からは逃れられない。
しかし、イエスはいってくれる”Lean on me”と。
イエスによりかかりすべてを預けるとき、私たちはすでに天にいるのだ。」
と書いた。

しかし、そう書いた後、私は何度もこの箇所を読み返すうち
どうやら私はイエスの約束を半分しか受け入れていないことに気付いた。

イエスはとても簡潔に「おまえたちは天と地とを嗣ぐ」といってくれている。
天は「心の貧しい人」のために用意されている、それと同じように地もまた「心の貧しい人」が統治者として受け継ぐものだと、イエスはいっている。

地上の権力者たちに、金の亡者たちに、私たちはいいようにあしらわれ搾取され続けている。
しかし、いつか必ずそのような者たちの手から、地上での暮らしを奪還できる日が来る、とイエスはいってくれているのだ。

たとえばM.L.キング牧師が、暗殺の危機に晒され続けながらも公民権運動を闘い抜けた背景にはイエスのこの約束が、この約束への信頼があったからではないのか。

"We shall overcome."
http://www.youtube.com/watch?v=2b24Ewk934g

連戦連敗のように見えるこの闘いは、決して負け戦ではない。
いつか必ず勝利する日が来る。
小さく弱く貧しい者が、搾取されず平穏に、身も心も豊かに暮らしていける日が来る。

原発事故で奪われた故郷の森も、基地に蹂躙された町の空も海も、切り裂かれた命と命のつながりも、すべてが回復される日が来る。

イエスの約束を信じ、闘い続けたい。

"imagine"
http://www.youtube.com/watch?v=DVg2EJvvlF8