マルコ10:1~12

ミュージカル「ヘドウィグ アンド アングリー インチ」の主人公ヘドウィグ。

男として生まれながら
本来の性である女になるため性適合手術を受けたが
手術は失敗し
彼女の股間にはペニスの残骸が1inch残ってしまった。

なりたい自分から遠く離れた自分…
思うようにならない人生…
アングリーインチはこれらの象徴。

そうであるなら
アングリーインチを抱えて生きているのはヘドウィグだけではない。

私たちもまたアングリーインチをひた隠し、抱きかかえ、ぶら下げ、引きずりながら生きている。

キリスト教という宗教には無理でも
イエスはこんな私たちを受け入れてくれる。

「一番大切なのはあなたが生き延びること」

「私はあなたを見捨てない」

「私はあなたの傍にいる」

これらの言葉から
私たちは生きる力を得る。

そしてそれに留まらず
新しい絆作りに押し出されていく。

(アングリーインチ 終わり)