年明けより闘病していた祖母が身罷り、彼岸の時期に葬儀となりました。
地方出張から戻ってすぐに忌引きとなり、仕事放り出して、後輩くんへ完全お任せをして。
彼はちゃんと、できるかぎりのことを、してくれて、1年間試行錯誤してきて今もまだ「これもあれも」と課題はありつつ、成長もたくさんあるんだとしみじみ感謝が湧いた。
地元の濃い、いや、濃すぎる人間関係が苦しくて苦しくて、とにかく離れたかったわたしですが、祖父母は大好きなので、お別れはつらい。
葬儀という場面では、その苦しいほどの濃密な関わりの方々が、個人の近しい血縁が悲しみに浸って過ごせるように、なんやかんやと些事を片付けてくれて、「共同体」の意味を改めて感じたり。
自分の親の番のことを、少しシリアスかつ、昔よりリアルに感じてきたり。
仮にどんなに厭うても、ルーツや土台というものは、たしかにわたしの支えなんだなと思いました。
しがらみみたいなのが苦しいだけで、一人一人は別に嫌いとかじゃないし、ね。
忌引きから明けてみたら、部署内配置転換の辞令が出て、まっっったく落ち着かない3月。
自分の課題も意識してみれば、意外なことというか……スルーしてたけどあれもこれも、そういうことなの?という視点が見つかって、ちょいと混乱気味だったりする。
妹と夫と、親戚付き合いの中を一緒に過ごして、終わってから3人で焼肉を食べた。
どんなわたしでも、変わらずそばにいてくれる、大切な家族。
お肉を頬張って、すんごく美味しくて、満面の笑みでもぐもぐしてたら、
「お姉ちゃんて、ホント、幸せだよね」
と妹に言われた。その通り。
笑ってても泣いてても、大変でもダラけてても、わたしは幸せだ
たしかに視点が偏りがちな自覚はあるけど、やっぱわたしは十分幸せなんだよなぁ。
なんだかんだと感覚的に心地よいを優先してるし、理想のなんちゃらみたいなナニカを探すまでもなく……物なら探してでも手に入れてるけど……幸せをたーっくさん持ってる。
夫は焼く前にこうして、お肉を捧げ持って撮影を待ってくれるww
おばあちゃん、わたしは幸せだよー!!
これからも、幸せだと思うよー!!