仕事始め前夜の謎の衝動、この記事に書いたように、突然意味不明に、「絵の具を塗りたくってみたい」と唐突に感じて、1週間後にやっとやってみたんですよ。


セットのパレットがペーパーパレットなるもので、小中学校の時の、プラスチックの区切りがあるやつしか使ったことなかったから、「ど、う、つかうの?あせる」と道具からしてドギマギ。
 

なにより、アクリル絵の具(アクリルガッシュ)も「あれ? 絵の具零したみたいな絵って……この絵の具どれくらい水で溶いたら、こぼせるの?」でもう、「?!」のオンパレード。


今回、たんに衝動を叶えるだけじゃなくて、あまりに「???」が多いから、ひとつ自分なりに「試してみよ」と思ったことが。


それは、


知ろうとしない
知る


って、ことの両立……?


「知ろうとしない」は昨年夏から100日ほどやってみたんです。
そのあと、「両立」にも挑戦してみてください、と松原さんに次の挑戦を提案いただき。


ソレ、ドユコト?ポーン


よくわからないけど、意識はする……としてた。けど、やはり、なかなか「これかな」とはなってなかった。


今回、なにもかも「???」なことをいよいよやろうとして、「情報を、調べて、事前に手順とかちゃんと知っておこう」をやめて、とにかく「やってみよう」優先。

なんていうのかな。
つまり、「知識」を集めてから……をやめてみた。
絵の具のことも、ネットや本です調べれば、基本のことは知れる。
テクニックとかも、今や動画付きで知れるわけじゃない?



さすがに、買う時には店員さんに「どれ買ったらいい?」と聞いて教えてもらいましたが……



「スタートパック」


でですよ。

いざ、描こうと道具広げても「???」しかなかった。
いつもならここから、「検索」や「ハウツー本」を調べて、手順とかコツとか、「こう描こう」ってすると思う。

小学校の時とかも、授業では先に「使い方」とか「技法」を教科書や先生の実演で「知って」から、「描く」だった。

幼稚園のクレヨンくらいじゃないか?
いきなり「描いてー」でよかったの。

それも、わたしは絵本めちゃくちゃ読み漁ってる子供だったからなにか存在するものを描く「絵」は、テクニックは別にして「こういう表現がある」って知識(認識?)が先にたくさんあったのではないか?と振り返って推測。


りんごのバリエーションといえばいいの?
自分はそーゆー中で、どれが好みだったか?
で、ある種真似っこしたらいいというか。

そこまで絵本のイラストを検証して、「これに近く描こう」なんて確信的にやってたとは思えないんだけど、もう無意識のうちに、好きな絵本が脳内見本みたいな?
可能性として、ですね。そういうの。


情報を得て(集めて)から、ということは、もうそりゃめちゃくちゃ得意。
得意というより、普通。
仕事でも「取材」するの当たり前なので、ネット検索も得意だし、書店・図書館も大好きで読書は雑食すぎるほどで「こいうことはこう調べたら知れる」のは、

交番で道を聞いたら、最寄りの駅までのルートがわかる

くらいに、普通。



アクリルガッシュの使い方


「知らない」けど、たぶん、そのまま同じように技法表現をできるかは別として、知るだけなら基本的なテクニックをすぐに「知れる」。


が。今回は!!!

情報を後回しにして、手探り状態のまま、スタート。



やりながら「知る」作戦キラキラ




……これで、両立になっているかわからない滝汗
あとはまあ、なんかほら、絵の具零したみたいな感じのことやりたいって、こぼすだけじゃん?とかナメてた節も少しあるかも。


そんな簡単なことじゃなかったよねゲロー

「塗りたくりたい」は満たせた。




処女作どん。




好きな色だから「紫」も使いたいと、こぼしてみたかったのに、こぼすのが超難しくて、トントンと叩き置くのが精一杯になりにけり。


夫「……タイトルをどうぞ」

ね「……ッ …………ぇと…………あせる

夫「………………」

ね「……『理想と困惑』…………的な?!」

夫「右側が困惑?」

ね「……あー、うん? かなぁ?」



というやり取りで、またなんかこう、腑に落ちる。


困惑しっぱなしだったのは、本当。
理想は、そもそも「絵の具どべっと塗りたくりたい」だけで、


それが紙の上でどう固まるか


ゴールというのか?
自分で「見えてる絵」ゼロでやってた真顔


理想がそもそも、わかってない!



なるほど。


これが、「両立」になってるかどうかすらわからないけど……
自分的に、


マジやったことないんですけど?


ことだ、これ。な。