おはようございます、ねこです月曜にゃー。
月曜恒例「ひとり朝活」です。
「ひとり朝活」って?
テーマから思い浮かんだ最初のコトバを
深掘りしていく自問自答ワークになります。
コミュニケーションや情報発信、
仕事への姿勢や、人生の価値観を
自覚して、自分軸を持つことが
スムーズに、楽に、自由に生きる
コツだと感じてます!
「なんで?」
「いつから?」
「誰の影響?(誰とのこと?)」
「どういうこと?」
「どんな風に?」
と、とにかく自分に畳み掛けていくものです。
好きな場所、好きなタイミングで、
10分間自問自答を集中して行い、
出てきたコトバを単語メモでも、
箇条書きでもいいのでメモしておいてください
ブログやメールマガジンを発行している方は
ぜひその内容をまとめてアウトプットに
挑戦してくださいね。
「自分」が整理されて、
価値観や言葉が自覚されていきますよ♪
テーマ「クリスマスシーズンのとっておきの思い出は何?」
高校時代のケーキ屋さんバイト
→ロマンチックな思い出がゼロで……
いわゆる青春時代も、バイトに明け暮れていて
接客業ってクリスマス商戦が書き入れ時。
大学時代にお付き合いしていた相手が
今思えば、結構な家柄で。
クリスマスが親類や知り合いを招いて
船上パーティーしてるようなファミリーでした
一度だけ、伺った時に、異世界感すごくて
居心地が悪くて、ショックだったなぁ
→で、社会人になると年末は超激務期なので
気づいたら年が明けている有様。
だいたい、クリスマス=忙しい、状態で
理想のクリスマスは、家でケンタッキーバーレルで
のんびりごはんする!みたいな
20代でした。
→そんな中でやっぱりとっておきの思い出は、
ケーキ屋さんでアルバイトしていた高校時代。
閉店後から予約や当日売りのケーキを
山ほど作った思い出です。
街中の、個人経営の小さなケーキ屋さん。
百貨店やお取り寄せをするような
おうち以外は、み〜んな、そこのケーキを
クリスマスには買うような
近所の美味しいケーキ屋さんでした。
→12月に入ると、毎日毎日、
10台(ホールケーキの単位は台ということを
このバイトで知った)以上予約が入るんです。
学区の住宅街の近所だったから、
買いに来る人はだいたい知っている人。
誰かのお母さんなことが多くて、
なのでみんなの家がクリスマスに
どのケーキかがわかって面白かったです
→田舎すぎて、グレようにもグレる先も
見つけるのが大変なくらいだったんですが
それでも学年に1〜2人は、
悪ぶっている男子とかがいて。
幼稚園から知っているAくんも
中学校から悪ぶり始めた一人。
髪の毛を染めて、ダボダボの学ランを
腰パンして、隠れて喫煙する程度の
悪っぷりでしたが……。
態度が悪くなって、
隣の学区のもっと悪い中学生と
喧嘩しておおごとになったことが1回。
そんなAくんのお母さん。
東京まで通勤して働いている
バリキャリっぽい方だったのですが
ある年、クリスマスケーキを予約に
来てくれました。
いつもはどうも都内で買ってたみたい
なんだけど、その年はバイト先で
買ってくれて。
注文に来て、
ブッシュドノエル(ロールケーキ)が
ないことを知って、迷ってました。
Aくんは、ブッシュドノエルが
好きなんだと話してくれて。
→ブッシュドノエルが当時、メニューに
なかったのは、田舎だからでしょうか。
時代もあったかも、当時ってブッシュドノエル
そんなに普及してなかったような?
店長に聞いたら
「作っても売れなかったから
やめちゃったんだよね」
ということで。
でもAくんのお母さん、
とっても残念がっていたので
店長にもう一度相談したら
「ねこちゃんの友達なの?
じゃあ、特別オーダーケーキで
受けてあげていいよ」
と言ってくれました。
→高校に進学して、Aくんとは
ちっとも会わなくなって
進学先も知らなかったんだけど。
そのクリスマス後の2月に、
Aくんは高校を退学して、
いよいよ本当にグレちゃうんです。
それは成人式に知った話。
Aくんのお母さんに、電話をしたら
とっても喜んでくれて、
前夜に、店長がデコレーションの
仕上げをさせてくれました。
あのAくんが、どんな顔をして
このケーキを食べるのかな?と
不思議な気持ちがしました。
→これだけだと、大した思い出じゃないんだけど。
成人式の日に、超いっちょまえの
ワル(地方でホストをしていて、
半グレみたいな組織の一員という……
なかなかにワイルドというか……)に
なっていたAくんと再会して
立ち話をして知ったこと。
Aくんが高校中退したのも、
まあちょっと逸脱したルートとはいえ
18歳を前に社会に出たのも
お母さんのためだったことを知りました。
人生いろいろ。
他の働き方とかあったんじゃないか、とも
大人になった今も思うことはあるけど
当時のAくんが、すぐにお母さんを支えて
お金を稼ぐのに選んだ1つの道だったんだな。
だもんで、ブッシュドノエルを見ると
Aくんを思い出します。
→なんでしょうね。
いつもは都内で買っていたケーキを
近所で買うことになったあの年、
あの暮れから、彼の家には大きな変化が
起きてきていたのかもしれない。
その2ヶ月後には、彼は高校を辞める。
ブッシュドノエルをどうしても
クリマスに用意してあげたかった
お母さんの存在、お母さんへの気持ち。
すぐにお金を稼げるようになろうと
思い切った道に進む決意をした彼の
その気持ちが、
単に投げやりな感じというより、
なにかこう、切実なものがあったんじゃないか?
とブッシュドノエルを見ると
勝手に妄想してしまうんですよ……。
わかんないけどね。
同級生が口にする噂のように、
どうしようもない理由だったり、
流されただけかもしれない。
ただ、わたしは、
Aくんのお母さんのクリスマスの
30分近くもケーキの種類一覧を見て
迷って、困ってた表情を
ブッシュドノエルを引き取りに来た時の
お母さんの嬉しそうな様子を目にした。
Aくんが幼稚園の時から、
なんだかんだ、根は優しいやつなのも
知ってたわけで……
だから、そう、ちょっといいように
美化して考えても、悪くないんじゃないか。
→ケーキ屋さんって、バイトした中で
いちばん幸福なバイト先でした。
店長やパティシエの社員さんが
みんないい人だったのもあるし、
個人のお店で、色々手伝わせてくれた
環境もあるんだろうけど
ケーキを買いに来る人って、
幸せな人が99%なんですよね。
お祝い事とか、嬉しい手土産を求めに
来てくれるから。
ケーキを選んでいる様子も、
みんな楽しそうで、目をキラキラさせて。
田舎のケーキ屋さんだったけど、
店長はずっと東京のホテルで
パティシエをしていたおじさんで
田舎の人が手にしやすいようにしながらも
た〜っくさんの種類をケースに並べて
定期的に新作も用意して
工夫をいっぱいしている人だった。
まだ当時は珍しかった
紫芋のペーストを使ったモンブランは、
ちょっとエリアでは有名な一品で
少し他より高価だったけど
毎日たくさん売れてた。
時給は600円という
最低賃金てなんですか?
だったことも、
何かにつけては、わたしにケーキを持たせ、
試作品を一緒に作らせてくれて、
「こうしたほうがいいか?」
「若い子はこっちが好きか?」
と「同じチーム」みたいに
扱ってくれたことも、
何もかも、キラキラした思い出。
→閉鎖的な田舎の環境が
苦痛で仕方なかったけど、
でもまあ、いいところも、あったんだね。
やってみるメモ
今年はケーキを予約する
3月に、今の住まいに引っ越しました。
家の近所のケーキ屋さんで
クリスマスケーキを予約してみようかな。
朝活は「10分」と区切って提案していますが
時間がある方は、気がすむまで
自問自答の掘り下げをお勧めします!
(大きなテーマや想いがある時は
すごくどこまでも広がる感じがあると思います。
そんな簡単にはまとまらないぞ、という。
それはすごい、財産や鉱脈、使命とかが
掘り当てられる可能性がありますよ!!)
週明けに、自分と対話する時間作りに
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