自分が結婚式をしたときから、
ふわっと、もやっと、疑問だったもの。

それは、

フォトサービス

なのである。



式場指定のカメラマンを使ってほしい、
とかはまだまあ、わかる。
使わなかったけど。
持ち込み料払ってでも、
好きな作風のカメラマンで、と
交渉した。


披露宴は興味なかったが
仕事柄か?
写真にはこだわりがあったので
せっかく残すならと、
フリーランスのプロを探して
検討しまくり、ドレス代より奮発した真顔



疑問なのは、指定の業者が
ウェブで写真販売をするタイプのところだ。

使ったことがないから、
正確なことはわからないけど
これはカメラマンの撮影代金そのものが
安価な代わりに、写真販売代金で
プラスしよう、というビジネスモデルなのか?


わたしがなんかふんわりモヤってるのは、
この販売が

データじゃないこと


勝手に撮っておいて、
気に入ったら買ってね式

なこと。

そのプリント写真の値段が、
「ん?!」と思う微妙な値段なこと。





イマドキ、紙焼きL判の写真を
自分や知り合い、
仮に新郎新婦のとっておきを
選んで買った数枚で
アルバムを作る人って少ないのでは?

しかも、絶対簡易のプリントサービスだろうに
街中のプリントサービスの3〜5倍もする!


観光地で写真撮って、
売ってるビジネスに似てますよね。


友達の趣味カメラマンと
クオリティまでそんな変わらないとなったら
ガッカリしてしまいません??



ウェディングフォトも、
作家性を出して、きちんと値付けしていいのに
……とプロカメラマンともお仕事をする
わたしはそう感じてしまいます。



写真撮影って、ホントに大変なお仕事です。
ウェディングフォトともなれば、
拘束時間も長いし。

特に今はフィルムではないので、
撮影以上にレタッチ修正が
手間暇かかるのではないか?と。


メディアの写真撮影でも
撮影技術は当然ですけど
レタッチ修正の腕前で、
お仕事の価格がガラッと変わる。


それくらい、高くても腕のある方が
必要で、なくてはなりませんねー。
 
 
 
大切な友人の結婚式の写真。
式場との決まりで、
提携していたカメラマンしかダメで
販売サイト案内付きの業者さんでした。


友人もガッカリしてたけど、
その代わりに前撮りは
別のカメラマンにお願いしてました。


出席してから一カ月して
アップされた通知がサイトから届いたので
見てみたのですが……



ごめん、撮影技術もパッとせず
テンプレートな新郎新婦写真は
よかったけど、ゲスト写真が……ゲロー
親戚のスナップ撮影ですか?


レタッチも、白くすりゃいいってもんじゃ
ないんでないかーい?!




iPhoneやスマホカメラの質がよくなり、
誰でも手軽に撮影できるようになって
プロカメラマンのお仕事や
お値段かあんまり正当に評価されて
いないんじゃないかなって感じるの。

そこに、モヤッとする。




無料画像サイトとか、普及して
利用者としてはすごく助かってるけど
そういうサイトはそれこそ
アマチュアカメラマンの趣味の
投稿でもよくて。


カメラマンさんのプロ作品は
権利も無く、安価なところに
提供しないで……
消費者も、正当に評価してお支払いする
そんな風になればいいなぁ。


そうしたら、式場提携のカメラマンも
作風で選ばれるようになったり、
お値段も人気や腕前でちゃんと区別される。
そうなる気がする。


誰に見せるでもない、
わたしの結婚式写真は
めちゃくちゃ素敵で
要らないかなと思っていたけど
改めてアルバムもお願いしました。

レイアウトまでとても凝ってくださって、
両家両親もとても喜んでくれました。



何が言いたいかっていうと、
プロのお仕事はそれだけの価値を持つし
持たなきゃダメなんだよなってこと。


文章もきっとそう。
こんなに情報が溢れ、誰でも発信できる
時代だからこそ
プロのライターさん、作家さんの
文章は書き手も読み手も
本気で向き合うものがいいなぁ。


インスタントでお手軽で、
そこそこのもので満腹になるの
食べ物だけのことじゃないんだなっと
つらつら思いました。

 
 
 
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