何を受け取るか、何を伝えるか？

遅ればせながら、先日、
映画「メッセージ」を観てきました映画
 
 
メッセージ
 
 
 
そう！
 
 
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ばかうけ
じゃなくってですね。
 
 
 

原作より面白い映画

もしかしたら、わたしにとって、「初」かも！
原作小説の方が、「面白いな」って感じる、
映像化には不満が残る、それが多いので。
 
原作小説は『あなたの人生の物語』
短編集の中の１つです。
文庫の表題作が、原作小説になります。
 
 
肉球ネタバレしないざっくりあらすじ
 
主人公・ルイーズは言語学者。
ある日突然、地球上に姿を現した
12の黒いばかうけ、もとい、
未確認飛行物体＝UFO。
地上数十メートルの位置に静止して
なにをするでもない彼ら。
 
世界各国は、それぞれコンタクトを
試みるが、いかんせん、意思疎通の
方法がなかなか見つからない。
 
ルイーズは
「相手とコミュニケーションとれるか？」
言語学的見地から分析するように
米政府に依頼を受け、
未知の生命体「ペプタポット」との
コミュニケーションをスタートする。
 
一緒に現場で研究にあたるのは
物理学者・イアン。
 
ふたりは、声（会話）でのコンタクトと
文字でのコンタクトに取り組み、
徐々にペプタポットと
意思疎通を深めていくことになる。
 
「あなたたちは、なんの目的で、
地球にきたの？」
 
すべてのプロセスは、
これを聞きだすため。
 
そしてペプタポットが伝える
「目的」と、未知なる知識が
明かされる。
ルイーズが知った
“メッセージ”とは？
 
 
みたいな。
 
 
 
 
このあらすじ、ざっくり
言ったら原作と同じ部分ばかりですが
原作よりも映画の方がエンタテインメント性が
高くなってて、わかりやすい！
 
 
 映像化ならでは！の三大ポイント
 
 
1ヘプタポットと、その文字
 
「文字」がとてもいい！
図像に、納得感がありました。
原作小説の描写では「わからん」だった
文字が、なるほど！となります。いい。
 
異星人ヘプタポットの姿も、
個人的には人型グレイよりも
「さもありなん」と思える姿形でした。
 
 
2ばかうけカッケー！
 
 宇宙船外観、乗り込み方、
そのあたりが原作ではあまり
描かれません。
おそらく、想像ですが、
著者にとってはそこじゃないんでしょう。
 
 でも映画であるからには、そこ、大事。
 
賛否両論あるようですが、
わたしは今回の宇宙船の乗り込み方、
内部の感じが特にいい、と思いました。
 
 
エジプトのミイラもの、
エイリアンや宇宙船ものを
好んでチェックしてるのですが
久々にワクワクする宇宙船に会えた！
って感じました。
 
 
3タイムパラドックス？
 
ここ、ネタバレ配慮すると
あまりうまく書けないんですが……
 
 
原作小説よりも、圧倒的に映画の方が
効果的、面白い、うまい、すごい、
とにかくよかった！んですキラキラ
 
エンタテインメント性を高めたのは、
まさにこの使い方だなって思います。
 
ヘプタポットとの相互理解と、
SFならではの時間の概念のことと、
“メッセージ”が密に絡んでる！
 
 
とにかく観て欲しい……！
観た人と、語り合いたい……！！
 
 
 

肉球まとめ

 
この作品は、
 
相互コミュニケーション
 
についても、深く考えることができる、
SFだけど、哲学的な作品だな～って
わたしは感じました。
 
感動で泣くというより、
胸の奥で、炭が赤く光って燃えるような
なんだか、ふか～いところで
「わたしはどうするだろう？」
と考え込みたくなるような、
そういう感覚が終盤ずっと感じました。
 
 
＜宇宙モノのオススメ＞

 

ペンドンパチ盛りだくさん、イカ型エイリアン。オヤジがカッケー！

 

ペンヤツらが還ってきた！ぜひ↑から続けて観よう！！

 

ペンI'm グルゥゥゥゥ……ト……。がしばらく口癖になるよ。
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