「お父さんとお母さん、どっちと暮らす?」

兄「パパ」

……

私「じゃあ、わたしママ」



この出来事は、きっと私が5歳くらいの時。

物心がつくようになった時から、これは夢なのか、現実に起こったことなのか、分からなくて。大人になってから母に聞いた。

これは事実だった。
夢じゃない。
キオクだったんだ。

人間って、自分を守るために悪いキオクは消すらしい。

別に悪いキオクでも何でもなかった。

両親の離婚なんて、なんてことなかった。

だけど、私は夢見てたんだ。

幸せな家庭を。

包んでくれるような人を。

私は離婚で悲しい思いをしてこなかったけど、こどもたちにはさせたくないんだ。

こどもを守りたい!