出会いと別れ | OnedayStory 【Once again 2022~】

OnedayStory 【Once again 2022~】

失敗も成功も格好つけずにとにかく正直に書いていきたいと思います。


今日は小春日和で気持ちの良い天気。
東京は20度を超えています。


今年も春がやってきたようです。
別れ、旅立ちの3月。


昨日髪を切ってきたのですがその前日、予約の電話を入れました。
いつも指名している彼がでたのだけど
30秒ほどのやりとりの中で
どこかいつもと雰囲気が違うように感じた。

「あれ、俺いつもわがまま言いたい放題だからちょっと煙たがれてるかな…」なんて思いながら電話を切り、当日眠い目を擦りながら
朝一で赤坂へ。

予約10分前に着きビルのトイレに向かう途中、お店を覗くと彼は丁寧に掃除をしていた。

カットが始まり毎度近況報告をし合うのだけど
彼は4月から大阪に引っ越しが決まったという話を始めた。

その時、ジワ〜っと心が熱くなるのを感じた。



彼と初めて会ったのは13年前。
当時僕は荻窪に住んでいて駅までの道の途中に
美容院がオープンし、通い始めたのが出会いのきっかけだった。



懐かしい日々が頭を駆け巡る。
午後の陽射しが差し込む店内で髪を切ってもらっていた景色が蘇ってきた。

13年間、ずーっと切ってもらった。
あれからそんなに経ったことにも驚きだが
2人も歳をとったね。

あの頃はまだ白髪なんてなかったのにな…笑


俺も行く度に音楽の話をして、「こうこうこうで
もがいてる」と彼に弱さを見せた時もあったな。

時間は流れたね。。



お会計を済ませて13年の時を経て
そこで彼とはじめてLINE交換をした。

大阪に行った時はきってもらおうかな。


度々写真をブログにあげたりもしてきたけど
思い出に、真面目にツーショットをとりました。
山田さん。

ギタリストな雰囲気。

会った当初は髭は無かったけど最近は生やしてるようです。
髭あった方が絶対良い!!




お互い老けたね〜。笑
でも良い老け方してる…きっと。




人は人を引き留め続けることはできないことを
ここ数ヶ月、感じてきた。
ずっと同じ場所にはいることはできないし、
それを止める権利のある人などいない。


だけども、だからこそ時間を共にした日々が
懐かしく輝き、価値のある物になるのだなと
最近とても強く思う。


長い目で見れば誰もが一期一会なんだ。


長い間本当にお世話になった。
新天地でも頑張ってください。