不安 | Don't fuck with me 3rd

Don't fuck with me 3rd

ゆるーく更新していきます(^^)

彼の家で居候生活がはじまりました。

約束事が一つ。と彼が言いました。
その瞬間、わたしはドキッとしました。
なにを言われるのだろう…

彼は言いました。
朝起きて夜ちやんと寝ること。

約束事と言ったので
期間内に仕事を決めろ。
もしくは炊事などの話かと。
予想外だったので驚きました。

大きな人だと思った。
彼には本当に感謝しています。


次の日、月曜日だったので
ネットで求人広告を見て
電話をしました。

正社員になれなくてもいい。
生活出来るならアルバイトでもいい。

幾つかの会社に面接に行くことになりました。
履歴書もたくさん送りました。

面接の結果がすごく待ち遠しい
一週間でした。


一週間後、結果はすべて駄目でした。

あんなにたくさん受けたのに。
アルバイトなのに。
どうして受からないんだ。
履歴書だけでわたしの何がわかるんだ。
そんな想いに押し潰されそうになりました。

彼は縁がなかっただけで
きっと見つかるよと励ましてくれました。

諦めずに探さないと。
たった、一週間。
来週にはきっと…

でも、そんな思いとは別に
もう一つのことを思うわたしがいた。


朝起きても、なにもすることがない。
ただ、結果を待つのみ。

掃除をしたって、洗濯物をしたって、
時間が余り、時間の潰し方がわからない。

外に出てもお金が要る。
貯金などない、
次の収入が見込めないので使えない。

ただ家に居るしかなかった。
静かな部屋で一人、
次第に考えることが多くなった。

本当に何処か受かるのだろうか…
このままわたしはどうなるのだろうか…
はやく決めないと追い出されるかもしれない…
帰るところがない…

焦りが出始めたのです。

わたしは彼に、
生活費も食費もなにひとつ払えない。

夜ご飯何を食べようか?

何気ない会話なのにすごく申し訳なくて…


一人で酒に浸った。


続く。