おはようございます。

 

先日、「地域子ども文教委員会」のメンバーで区内視察を行いました。その中で、特に私が注目したのは、中学校の英語の授業でした。

 

現在の中学3年生からセンター試験が廃止され、新制度の「大学入学共通テスト(仮称)」を受検することになります。大きな変更点は、これまでのセンター試験になかった記述式問題の導入ということも挙げられますが、一番は英語について4技能(読む・聞く・話す・書く)の評価が加わることであります。

 

第二回定例会の一般質問で、私自身、新学習指導要領に向けた現場対応について質問しました(小学校5、6年生で英語を教科化、成績評価のない外国語活動を3、4年生からスタートすることについて。中学校の英語の授業を原則オールイングリッシュで行うことについて等)。今「大学入学共通テスト(仮称)」は、現行の学習指導要領で学んだ生徒と、次期の新学習指導要領で学んだ生徒で、出題・解答方法などの制度設計を分ける方向で検討が進められています。グローバル化が加速する時代の流れに応じて、常に大きく変わる教育現場ですが、混乱が起きて子ども達が困ることがないように、また確実に学力向上できるように、引き続き私も、教育長や関係者の皆さんと連携しながら尽力して参ります。

 

では、熱中症に気を付けて、明日から素敵な連休をお過ごしくださいね。