こんばんは‼︎
本日、平成27年度予算に対する決算特別委員会款別質疑2日目が終了しました。
限られた時間の中で、今日は主に公共施設に焦点をあてて私は質問しました。詳細は以下の通りです。
①すみだ北斎美術館について
10月20日付で、かねてより自民党が求めていた開館前にクラウドファンディング等にて5億円の寄付金を集めることという条件が達成された。開館後も、維持管理に資する経費を補うためにふるさと納税のみならず様々な方法で北斎館の魅力をPRし、寄付金を集めていただきたい。また、大使館への積極的な働きかけなどにより、北斎美術館の魅力を国内外問わず知ってもらう努力を。
②家庭センター解体工事計画について
公共施設マネジメントに則り、老朽化のため廃止となった家庭センターであるが、設計費計上から解体まで2年を要するのは、これまで使用していた区民から様々な不満が出る上に、防犯上も良くない。今後、同じような老朽化により廃止する施設に関しては、早急に解体に着手できるよう総合的な計画を立てて動いていただきたい。また、家庭センターの横は公園となっているため、安全面の確保も充分に行っていただきたい。
③女性センターの名称変更も含めた今後の在り方検討について
男女共同参画の動きにより生まれた女性センターの今後のあり方については、名称変更も含め、再考する時期に入ったと思う。この程、世界経済フォーラムが発表した国別ジェンダーギャップ指数ランキング2016において、日本は昨年の101位から111位へと後退し、経済活動の参加と機会がまだまだ課題があるが、上位ランキングに入っている北欧のなかのスウェーデンが大きく転換期を迎えた時の状況と現在の日本が類似している。日本も、新たな時代へと大きく変わろうとしているちょうど転換期にきているのだろうと思う。平成2年から止まったままの女性センターの位置付けも、時代の流れとともに、ニーズをくみとり、未来も見据えて柔軟に変えていっていただきたい。
是非、引き続き、傍聴や、インターネット中継で闊達な質疑をご覧下さい。
款別質疑は11月4日(金)まで続きます。