少し前にバロットの記事を書いた↓


バロットは孵化直前のアヒルの卵のため、それなりに育ったヒヨコを食べる料理だが、そのグロテスクな見た目から苦手な人も多い。


食べることは大好き、卵も大好きな私の妻もバロットは見た目でギブアップだった。


そんなバロットだが東南アジア各国では名前は違うものの色々な国で同様の料理があり、いたって一般的なものである。


バロットに比べたら日本の生卵の方がよっぽど気持ちの悪い食べ物である、という事を本で読んだ事があったが、今回フィリピンで生卵を食べる機会かあったのでその時の事を書いたみたい。


もちろん卵は普通にスーパーで販売しているので、その気になればその卵を生で食す事も可能だが、それはサルモネラ菌のリスクがあり、食中毒になるのは嫌なのでおすすめしない。


基本的に日本以外の多くの国では卵は加熱して食べるものという認識のため、スーパーで販売している卵の賞味期限も1か月ほどと長い。

フィリピンでも同様である。


以前私のブログでも日本人の生が好きな事について書いた事があった↓


さて今回訪問したのは宮崎牛というお店。

小ぢんまりとしているお店だが高級感のあふれるお店だ。


こちらのお店では焼肉やステーキ、しゃぶしゃぶといったメニューが楽しめるが、フィリピンでは珍しくすき焼きも楽しむ事ができる。


今回は生卵を食べる日本人をフィリピン人がどう感じているのかを知るために、フィリピン人と一緒に食事してみた。


すき焼きの具材は春菊の代わりにチンゲンサイが使われていた以外はとてもちゃんとしたすき焼きだった。


そしてちゃんと生卵を出してくれた。

同席したフィリピン人にも生卵つけて食べると美味しいよと案内してみたが、全力で拒否していた。


そして私が生卵にお肉をつけながら食べるのを、なんとも言えない顔をしながら見ていたのが印象深かった。


ただフィリピン人もすき焼き自体はとても美味しいといっていた。


いつか生卵の美味しさも理解してもらえたら嬉しいものである。