基本的にフィリピンの物価は日本よりも低いのだが、中には日本よりも価格が高いものもある。
今回はどんなものが日本よりも高く、またなぜ高いのかを説明していきたい。
なお日本から輸入しているような日本食材が日本より高いのは当たり前なので、それらは今回除く。
まずスーパー編。
なんといっても牛乳が高い。どれも1Lタイプで200〜300円近くする。
なぜ高いのかというとフィリピン で販売されているほとんどの牛乳がロングライフ牛乳だからである。特殊な加工方法とパッケージにより、賞味期限は1年ほどある。また開封前なら常温保存可能である。
味も別に悪くないが、牛乳をたくさん飲む人にとっては日本よりも牛乳のコストはかかるであろう。
100円均一ショップも日本のクオリティとコストパフォーマンスにはかなわない。
フィリピンにも日本のダイソー含めて中国系や韓国系のいわゆる100円ショップはあるが、実際の値段は約140円ほどであるし、質は日本よりも低い。
フィリピン人と日本に行った事があるが、みんな日本のダイソーが大好きで、たくさん買い物をしていた。
ユニクロはフィリピンでもたくさん見かけるが、若干価格は日本より高い。
でも一度エアリズムなどのシャツになれてしまうと、着心地の良さからなかなか他のシャツを着れなくなってしまう。
ユニクロの品揃えはほぼ日本と同じものが置いてある。
少しくらい高くても日本に帰国した時に買うのは面倒なのでフィリピンで買ってしまう。
iPhoneなどの携帯電話も新品は日本よりも若干高い。ただ中古市場は盛んで値段も手頃に手に入る。
結論としてフィリピンは日本に比べて高いものもあるが、大部分はまだまだ安いものが多い。
金銭的な面からみると暮らしやすい国である。
ただ残念ながら私のように家族が日本にいる単身赴任生活だとあまり金銭的なメリットは多くはないのだけれど。