子供の頃にイングランドに住んでいた事は以前書いた。


そして初めてハーゲンダッツのアイスを食べたのもイングランドであった。


その時のブログは↓


さてこのコロナ禍のご時世、気軽に旅行も行けないと思うが、状況が改善されれば旅行に行きたいと思っている人も多いと思う。


そんな方に私が行ったことのある穴場観光地を紹介したいと思う。


今回はイングランド編である。


イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、そして北アイルランドの4つから成り立っているが、その中でもイングランドはロンドンなどを含み、日本人にはもっともよく知られた地域かと思う。


イングランドの観光地とえば、ロンドンのロンドン塔やビッグベン、セントポール大聖堂などが有名だが、もちろん今回はそんなメジャーどころは紹介しない。


まず紹介したいのがロングマンだ。



イングランド南部にある通称ウィルミントンのロングマンは丘の斜面に描かれた高さ70メートル、幅71メートルの巨大な絵である。

地質がイングランド特有の白い石灰岩のため、掘った部分の白と芝生の緑がコントラストになって絵のように見えるのだ。


ただし何をモチーフに描かれたかは定かではない。


実物を見た時はけっこうインパクトがあった。田舎の丘陵地帯に突如現れる巨大な白い人の絵。

作者が何を考えて作ったかは知らないが、自分なりに絵の解釈をして楽しめるのではないだろうか。


さて次に紹介したい穴場観光地はセブンシシスターズである。


先程のロングマンのすぐ近くなので是非セットで見て回る事をおすすめする。


セブンシスターズとは海に面した長く続く真っ白な岩肌の断崖絶壁の事である。


その光景があたかも7人の修道女がならんでいる様子からセブンシスターズと名付けられた。


このセブンシスターズの楽しみ方はいくつかあって、少し離れた丘から見る方法や実際に断崖絶壁の側に立ってみる方法、また海側から断崖絶壁を見上げる方法がある。



壁の白さと芝生の緑、海と空の青さが美しく、またダイナミックな自然の姿に記憶に残る景色ではないだろうか。


なおこの石灰岩が非常にもろいため、毎年少しずつ浸食したり崩れている。けっして崖の端まで行くことのないよう、自己管理はしっかりしてほしい。

なお地質が脆いため柵なども設置していない。


ちなみにロングマンもセブンシスターズもロンドンから車で2〜3時間なので十分日帰りできる距離である。


興味がある人は是非足を運んでいただきたい。