フィリピン人は1日5回食事をすると言われている。朝昼夕のご飯プラスメリエンダと呼ばれる軽食が2回である。


コロナ禍の前には毎日オフィスにメリエンダを販売しにくるおじさんがいて私もよく買っていた。バナナを揚げたバナナキューをはじめ、日本でいうところ揚げパンのようなものなど色々あったが、これらを午前中と午後に食べるのがフィリピン流である。


パンデミック以降はビル内への入場が厳しいのでメリエンダのおじさんも来なくなったが、今はどのように生計を立てているのか、人ごとながら気になる。


さてそういったメリエンダ用のお菓子や軽食も美味しいのだか、フィリピンで1番有名なスイーツで美味しいと思うのがハロハロだ。


ハロハロとはフィリピン風かき氷である。かき氷に、果物やゼリー、甘く煮た豆などとシロップを混ぜ合わせたものである。

ちなみにハロハロの意味は「混ぜこぜ」という意味であり、店によって入れているものが違うとにかく好きなもの入れるこれを入れるという


毎年夏の季節に日本のコンビニであるミニストップがハロハロを販売している。

いわゆるフィリピンでよく見かけるハロハロよりもより洗練された感じで、フィリピンのものとはイメージが少し異なるが、それはそれで美味しそうである。


いわゆるフィリピンでよく見かけるハロハロとは↓のような感じで、紫イモであるウベのアイスを中心に、カラフルなゼリーと豆とプリンが入っているものが定番である。

これをすべてかき回して食べるのである。


しかし今回ハロハロがとても美味しいと言われているRazon'sのものを食べてみた。



Razon'sとはバーベキュー的なフィリピン料理を手頃な価格で提供するファーストフード店である。


Razon'sのハロハロは写真の通り非常に地味な見ためで全般的に茶色である。


しかし食べてみると非常に美味しい。上品な味と甘さである。

他店のハロハロの中には時々シロップが甘すぎるものがあるのが、Razon'sのハロハロはそのような事がなく最後までくどくなく食べれる。


またウベのアイスは日本人には少し馴染みのない味で好みが分かれるが、Razon'sのアイスはウベではないので万人に好まれるだろう。

そしてこのアイスと他の具材が実によくマッチしていい味をだしている。


ぜひフィリピンが誇る冷たいスイーツ、ハロハロをお試しあれ。