フィリピンは常夏の国である。
だがオフィスはガンガンに冷房を効かせているので温かい飲み物を飲んでいる。
私はイギリスに住んでいた時に寄宿舎生活をしていたのだが、そこで毎日のように出されていた紅茶を飲んでいたせいか基本的には紅茶派である。
でもコーヒーもわりと飲む。
今回はそんなコーヒーについての話である。
フィリピンに来て思ったのが、やたらスターバックスコーヒーのお店を見かけることだ。私の住んでいる町をGoogleマップでスターバックスを検索したところ19件でてきた。
またスターバックスだけでなくローカルチェーンのコーヒービーンや日系のUCC、カナダのティムホートンなどコーヒー店をたくさん見かける。
一方スーパーマーケットでもコーヒーの棚は充実しており、様々なフィリピン各地の豆をはじめフィリピン人が大好きな、コーヒー、クリープ、砂糖が入った3 in 1のインスタントコーヒーもある。
あまり知られていないが実はフィリピンはコーヒー栽培が盛んである。
手頃な価格から高級コーヒーまで色々な現地のコーヒーを手に入れる事ができる。
普段の私はお手頃価格のコーヒーの粉を買って、家やオフィスで飲んでいるが、先日ちょっと高級で珍しいなコーヒーを買ってみたので紹介してみたい。
そのコーヒーが↓のものである。
シベットコーヒーまたはアラミドコーヒーという呼ばれるれている。
ラベルに書かれているのはジャコウネコである。
このジャコウネコはコーヒーの実を食べてるのだが、体内で消化仕切れずに発酵したものが糞として排出され、そのコーヒー豆を使用したものである。
つまり糞から回収したコーヒー豆である
ちなみに変な匂いはしないので安心してほしい。
ジャコウネコの体内で発酵されたコーヒー豆は絶妙の味がするため、人気が高い一方で生産量が非常に少ないため高価なコーヒーである。
ちなみに私が買った写真のコーヒーは約1900円程であった。同じ容量のネスカフェが300円代なのでかなり高い。
味はスッキリとして非常に飲みやすい。
ただお値段が高すぎるので自分でまた買おうとは思わない。
いずれにしろフィリピンのコーヒーは奥が深い。