Your Public Cafe【あすか りた のブログ】

Your Public Cafe【あすか りた のブログ】

50歳代男性です。60歳で退職するつもりなので、助走として、いろいろチャレンジしていきます。
だいたいのテーマ
・カフェ・コーヒー
・パブリックプレイス・サードプレイス・弱いつながり
・読書・図書館司書
・映画
・アウトドア・トレッキング
・卓球
・旅行

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路をたどる[サンティアゴ巡礼]を舞台とした映画です。

調べて分かったのですが、在処の分からなかった、イエスの十二使徒の一人ヤコブ(サンティアゴ)の亡骸がサンティアゴ・デ・コンポステーラで発見され、そこに大聖堂が建てられたそうです。そこに至る巡礼が[サンティアゴ巡礼]。

 

参考図書としてこちらの本をお勧めします、よろしければ…

・星の巡礼(角川文庫)
・カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅(幻冬舎文庫)

 

[サンティアゴ巡礼]に来る方は、人生の岐路にあると言われているそうです。

面白いのは、決して[岐路にあるから][岐路にしたいから]巡礼しようと思って来るだけではなく、自発的ではないが(巡り合わせや、無理やり来ることになったが…)[結果として(価値のある)岐路になった]ということが案外あることです。

 

この映画の主人公はまさにそうなのです。ここでは書きませんが、嫌々、巡礼に参加します。しかし、クリアに使用前・使用後ならぬ、巡礼前・巡礼後が描かれます。

1500km歩く、全く縁のなかったMemberと日々を共にし語り合う…。そして、人生の大半を占めていた[責務](そこから得られる使命感・自己存在感も含み)を手放して巡礼に特化した日々を送る…、巡礼参加Memberの変化が描かれ、巡礼後の姿が少し垣間見えてくる。

これは、お盆休暇、年末年始の休暇…といった、短期間の休暇では得られない変化なのだろうな…と思いました。

 

私は[Planned Happenstance](クランボルツ)や[目的への抵抗](國分功一郎)の考え方がとてもしっくりきます。

変化が激しい時代だから中期経営計画は役に立たない…みたいな難しいことではなく、その方が自然なことだと感じるだけです。

この映画の主人公も、親の遺産の関連で巡礼に参加したわけですが、きっかけ・背景はどうであれ、巡ってきた事象・大きな流れに身をゆだねて、その巡りあわせを信じて前に進むことって大切なんだと思います。

ゴール設定をしてブレイクダウンして(ベイビーステップ…)…って素直に受け入れられます?、Healthy & Vividに生きられます?

 

 

書店経営が厳しく、まちの本屋がどんどんなくなっている…という報道が毎日のように届きます。

 

こちらの記事には、このようなことが書かれていました。想像以上でした…。

「ここ10年は1日2軒のペースで書店が閉店しています。奈良県は特に深刻で、書店がない自治体が51.3%に上ると言われています。」

 

 

この記事は「(親同伴の)子どもをターゲットに」「シェア型(図書館ではなく書店)」「無人型(ローコスト経営)」について言及しています。

「高齢者が成人雑誌を買わなくなったら、まちの書店は厳しい」と言われますが、高齢者の減少&Net販売への移行は止めようがありません。

正攻法は、Net販売を自分で利用することが出来ない「(親同伴の)子どもをターゲット」にすることだと思います。

 

その文脈で、出版社ライツ社のこちらの記事は興味深い。

 

【出した答えは「子ども扱いしない」。子どもの活字離れに対して、ショッピングモールの中にある未来屋書店が考えたこと】

https://note.wrl.co.jp/n/naca7584a842d

 

こちらの記事で、子どもの読書習慣について触れられています。

子どもに読書習慣を持ってもらい、そこから求める本を選ぶReadinessを培ってもらおう…そして書店で本を手に取りながら、合う本を買い求めてもらおう。

すごく真っ当だと思います。


読書習慣と言えば、図書館司書の勉強の時に知ったのですが、昭和30年代、鹿児島県立図書館長であった作家 椋鳩十氏が提唱した「母と子の20分間読書」を思い出しました。また、多くの小学校で「朝の読書」という時間を設けているとも聞きます。

 

今でも鹿屋市は「母と子の20分間読書」を推進しているようです。

 

 

本を読んで、何か自分の中での変容を感じるから「また読もう」という能動的な意志が創出されるのだと思いますが、この変容を実感して頂く部分が大切だと思います。

 

ある一定量の読書経験が、[読書によって得た情報]を[すでに保有するKnowledge]と結びつける回路を作り上げていくと思うので、そこにたどり着くまでは、変容は起きないかもしれません。この[クリティカルマス]をすんなり乗り越えられるといいですね…。

映画を分析的・クリティカルに見ることが好きではないので、まだ見たことがない方が「見てみるか…」と思って頂ければ…と思い書いています。

また内容については言及しませんので、下方のリンク先をご覧頂きたく思います。

 

他人(ひと)は面倒くさいですよね…。

自分の[普通・当然]はもちろん、普遍的とも思える[正しいこと・善なること]ですら他人には通じない。

生まれも、生い立ちも異なる他人と意見を交わしたところで、分かり合うことなんて出来ないし、それに時間とパワーを使いたくない。(疲れる…)

私はそうやって「他人に期待しない」と思い生きてきて、それが基本スタンスになってしまっていますが、心の奥底では「本当は違うスタンスで生きた方が良かったんだろうな…」と気付いています。(本当は寂しいんだろうけど、その寂しさに蓋をしているのだと思う…)

 

この映画は、生まれ変わったらこう生きたいかも…という参考書のようなものとなりました。

端的に言えば、この映画のメッセージは『「他人を信じること」は「自分を信じること」に通じる。それが最上の幸せじゃない?』だと思っています。

 

実際の人生・世の中では、私はそう生きられないけど、他人(の可能性)を信じることが出来る自分でいれば、自分を褒めてあげられそう。

他人の判断・行動・発言は環境的要因に大きく依存していて、ある特定の表れが根源的・継続的なものとは限らず、他人が真・善・美とも言ってもいい真心を持っていること、持ちうる可能性を信じたい…。

(”I'm OK” が "You're OK" に通じる…っていう考え方の方がMajorかもしれませんね…)

 

2023年に見たのですが、その後何度も見直し、今日書かせて頂いています。

とにかく鑑賞後幸せになれた映画です。

 

ニューイヤー・ブルース

 

[自転車屋台]から始まった[COFFEE POST]の歴史。

いつか、[コーヒー]×[キッチンカー]をしようと思ってる私は、[COFFEE POST]を先駆者・先輩と思っていて、いつかお目にかかり、コーヒーを頂きたいと思っていました。それが、今日かなったのです。

 

[COFFEE POST]が、川越の[時の鐘]前に出店していて、たまたま通りかった私は、「あっ、COFFEE POSTだ…」と横目につぶやき、そのまま[自転車屋台]に正対、[ケニヤ キアマバラ]をOrder…。(Lunchの予約時間が迫っていたのですが…)

 

Orderを受けてから、豆をグラインドし、ていねいにドリップしてくださいました。

焙煎の香ばしさがありつつ、苦みはすっと消え、代わりにフルーティな香りが立ち上がる…まさに私好みのコーヒー。

 

そうそう、「[自転車屋台]から始まった」と上述しましたが、現在は店舗での経営もなさっていて[COFFEE POST Honkawagoe]もあります。

 

アメブロ[小江戸川越STYLE]に詳しい記事がありました

この中にこのような言葉がありました。

「お店を訪れた人みんながパブリックスペースに滞在することができ、屋内のカフェでは決して出会うことのなかった人やモノに出会うきっかけになると考える。」

まさに、パブリックプレイス・サードプレイスの構築に携わりたいと考えている自身のVisionと共鳴するものです。

 

今日の出会いを勇気に、思いが現実化するよう、少し前に進もうと思いました。

 

COFFEE POST

 

在宅勤務スタイルとなり3年くらい経ちました。通勤負担なく、仕事に投入する時間が増え、加えて睡眠時間が増え、良いことずくめです。

 

もともと雑談が好きではなく、会社で人と話すこともないので、誰とも会わないのは、寂しくも辛くもないのです。会話しない上に、一人の時間が欲しくてランチは一人で行く…という自分は、孤独が好きなのでしょうか…。

 

そんな中、社会に触れるべく週に1回、都心のワーキングスペースで仕事をしています。

 

昨日がその日だったのですが、マウスを家に忘れてきてしまいました。カバンの中をあさっても入れたはずの会津木綿のポーチの手応えがない…。

仕方なく、近くの電気屋さんで購入したのがこの[白い]マウス。(手に収まるサイズで、シンプルなのが好きなので、Just Fit and Bestな買い物でした。)

 

低気圧だし、蒸し暑いし…で、「今日は気持ちが上がらないな…」(アイスでも食べて頑張るか…)と思いながら、ワークペースに…。ノートPCを設置して、購入したてのマウスの包装をほどいて、USBに接続…。

 

そしたら、さっき買った[白い]マウスを見つめ、これから使うんだ…と思っていたら、えっ「俺、今日機嫌いいの?」と自問自答するくらいに、笑顔になって、気持ちが軽くなっているのです。「白の効果は絶大」です。明るく、頭の中がクリアになり、嫌なことが流れ去るイメージでしょうか…。

 

何の疑問も、他に選択肢があることがよぎることなく、モニター・キーボード・マウスを黒で揃えていましたが、黒ってflatじゃなくてdown?、嫌なことを思い出させる?のでは…と感じています。お察しの通り、PCモニター&キーボードも[白]に買い替えようと目論んでいます。

皆さんも、仕事道具に[白]を取り入れてみてはいかがですか?

 

そういえば、アスファルトの黒っぽい道には何も感じませんが(潜在的にdown効果があるのかも…)、ベージュやライトグレーの道は、気持ちが軽くなり、そこにいたくなるような印象がありますよね…。(Netで調べるとカラーアスファルトというものがあるそうです…)

 

サンワサプライのマウス