【許したいと思っても許せない人を、完全に許せるようになる方法】
僕の対人恐怖や引きこもりの克服では
「怒り」がとても大きなテーマになりました。
本格的に解消していくのはずっと後になってから
でしたが、まず、そこにあることを認めることが
「怒り」がとても大きなテーマになりました。
でしたが、まず、そこにあることを認めることが
対人恐怖の克服のために避けて通れなかった
自分との向き合いの中で大きな転機になりました。
僕は、怒りの表現が下手な子でした。
小学校で同級生にからかわれたときなども
嫌だと思ったことをはっきり言えませんでした。
腹が立つようなことがあると
急に心にブレーキがかかって何も
言えなくなりました。
そして、あまりに腹が立つと泣きました。
そこまで感情がたかぶってしまうと
何をされて腹が立ったのか思い出せなく
なることがしばしば起こりました。
腹が立った気持ちも、不気味にどこかへ
嫌だと思ったことをはっきり言えませんでした。
急に心にブレーキがかかって何も
言えなくなりました。
何をされて腹が立ったのか思い出せなく
なることがしばしば起こりました。
消えていきました。
自分は、何かがおかしい。
当時からうすうすそう思い、不安を感じる
ときもありましたが、どうすることも
できませんでした。
「怒ってはいけない。」
結局、母親に植え付けられた
このルールが僕の心の中でたいへん悪い
作用をしていました。
たしかに、怒りの感情がなるべく
生じないように暮らすのは大切なことです。
何重もの意味でそうだと思います。
社会生活のうえで、感じてしまった怒りを
ぐっとこらえてやり過ごすことも
処世術としては必要なことかもしれません。
多少は仕方のないことでしょう。
しかし、母から僕に結果として伝わった
メッセージはこのようなものでした。
「怒りを感じるな。
感じても表に出すな。
少なくとも私には向けるな。
さもないと私はどうなるか分からない。
そうすれば、おまえの命の保証もない。」
結局、死の恐怖によって無理に怒りを
抑圧しつづけるパターンが
できあがってしまいました。
ひきこもりになって、命がけで自分と
向き合うまでに、抑圧された母親への憤怒は
どうしてよいのか分からないほど
ときもありましたが、どうすることも
できませんでした。
このルールが僕の心の中でたいへん悪い
作用をしていました。
生じないように暮らすのは大切なことです。
ぐっとこらえてやり過ごすことも
処世術としては必要なことかもしれません。
メッセージはこのようなものでした。
抑圧しつづけるパターンが
できあがってしまいました。
向き合うまでに、抑圧された母親への憤怒は
どうしてよいのか分からないほど
膨れ上がっていました。
立ち向かうには、知るほかありませんでした。
どんな感情も、必要があって備わっていることを
受け止める
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いますか?
あなたやあなたにとって大切な人が命の
危険にさらされているときに湧き起こり
どんな感情も、必要があってあなたに
備わっています。
怒りを感じるのは、当然なんです。
育ててもらったのだから」、と思ったあなた。
というのは良いことではありません。
あなたの中のわだかまりは
一生あなたについてまわります。
大事な事を書きます。
『一度しっかりと持ったものしか
手放すことはできないのです。』
しっかりと怒りに向き合うほかないのです。
なりたい自分になっていくためのエネルギーが
湧き出ることは、僕が保証します。
とってみましょう。
できる環境に移動する。
悲しかったこと、つらかったことを
書き出していく。
足を踏まれて痛かったこと、のような
ささいなことも、とにかく書いてみてください。
誰かを確かめ、その人の当時の姿を
できるだけ思い出す。
していましたか?
あなたにしたのと同じ事を
しているところを想像する。
じっくりと味わう。
強い感情が出てきたときも、息を止めずに
ゆっくりと呼吸しながら感じ続けてあげて
ください。
許せない気持ちになるようなことは
あなたがされたことも、ただ許してはいけません。
怒るべきことはまず怒ってください。
あなた自身のために、人が感じる本来の気持ちを
感じることを、自分に許してください。
“感じるべきことをしっかりと感じること”。
それが、本当に感情を手放すための
最初のステップです。
あなたがされたことも、ただ許してはいけません。
感じることを、自分に許してください。
最初のステップです。
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