20日、行きつけのダイニングバー「K屋」の常連の方々と長野の蔵元に伺った。
蔵元の酒造を見学する事が目的であったが、
俺は、91歳になる大杜氏「下原多津栄」氏に会う事が楽しみで参加した。
「杜氏一代」と言う本の主人公でもあり、
「K屋」のオーナーでもあるT氏にも勧められ
昨年末、既に昨日の参加を決めていた。
あいにくの天候だったが、中央道は混雑もなくスムーズで助かった。
↓7時に出発し、昼食をはさみ13時に蔵元へ到着。
先ずは工場を見学させてもらう。
↓山田錦や長野産酒米が置かれていた。
↓精米機。この精米機の精度が旨い日本酒を
↓酒米を蒸す。酒造において最重要な工程らしい。
最大500k迄一度に蒸せ、蒸しあがりは103度!
↓秘密部屋=酒を醸造している酒母室に入れてもらう。
蔵元のホープK君!彼は日本史が好きで、物作りがしたく酒造の世界に入ったそうだ。
普通の蔵元では行わない酒造りの作業も彼は嫌な顔せず行うらしい!
笑顔が素直で好感度大な青年!!
↓「多くの方々への感謝と愛を込めて」酒を醸造させる下原氏。
↓もろみの試飲。
↓蔵元の敷地内にある「松尾様」。松尾様とは
京都にある酒の神だそうだ。毎日下原氏はじめ
蔵元の方々は毎日参拝するとの事。
17歳から杜氏の世界に入り、74年間も酒造りを行って
いる人は世界でも彼一人ではないか。
最近はTVの取材が多いそうだが、とてもお元気で
「人」の奥深さと、優しさの原点を教えてもらった気がする。
↓いよいよ!大杜氏、下原氏!本当に91歳ですか!?
耳が不自由な位で、他は全く健康だとおっしゃっていた。
感激冷めやらぬうちに下原氏と記念写真を撮り、
帰りの途についたが…まだ氏の少ししか見ていないような
物足りなさが残ったな。来年、また行こうと思っている。
そうそう、「文明の酒造から、文化の酒造に我々は方向を変えました」と、蔵元のT氏が話していたな。
いやいや、文明の酒から文化の酒とはこれまた、奥の深い言葉だった。
物造に懸ける熱い気持ちにも触れる事も出来、我々建築に携わる者としても良い刺激を受けた。
我々の仕事も、人の心に残る仕事でありたい、とこの写真を見る度に、そう強く想う。
「良い仕事」は勿論のこと、我々が携わらせて頂くご家族には「心」が通じ、想いが残る。
そして又、その想いを任せてもらえる「人」であり続けられる様、全てにおいて精進して行きたい。
人間臭い、アナログで、儲からない仕事だけど…時々、本当に止めたくなる(笑 けど、想いがある以上は、やり続けられるもんな。
下原氏からすれば半分も生きてない。まだまだひよっこ。
もっと、もっと、、生きて行こう!














