「婚活」って、どうすればいいんだろう？

結婚したいけど出会いがない。ならば、じっと待っていないで、出会いを求めて自ら活動しよう！

活動しないと出会えないまま年をとってしまって、結婚できなくなってしまうぞ～みたいな少々あおり気味な提言に、インターネットの普及に伴って登場したマッチングサイトや結婚情報サービス会社、街コンや婚活イベント等、新たな仕掛けやサービスが続々と登場。

こんな婚活ブームにのって、利用する人も増え、婚活市場は拡大しましたね。なんとなく抵抗感があったお相手探しもハードルが下がって利用しやすくなった。

それでも、晩婚化には歯止めがかからず…明らかな結果が得られない昨今。

なんでやねん

婚活ブームの決定的な効果を見ることができず、婚活しても結婚できないんじゃないのか？って、疑問が沸々と湧いてきたような気配です。

そんな中、一番の成婚率を誇るのは、なんと昔ながらの仲人さん（結婚相談所）らしい。結局、自分だけでは結婚できないから、誰かプロにお世話をしてもらう必要性がありそう。誰かが、お相手を探してきてくれて、背中を押してくれたりしないと、結婚はできないようだ。

だから、仲人さんがいいのでは？！みたいな、新物じゃなくて、昔ながらの手法がやっぱりいいのだ。←みたいな回帰＝婚活ブーム後の揺り戻し現象が来ていそうな気配。

というか、結局仲人さんの成婚率を超える新しいサービスや仕掛けが出ていないと考えた方が妥当な気もします。

こぞって参入した大手インターネットサイトは、あっと言う間にウン万人の登録数を集客しているのだが、結婚できた人はどの位なんだろう？？？

こちらのネックは、お相手探しの手法がインターネット検索である事で、検索されやすい・選ばれやすい条件が、日本人が大好きな「タブロイド思考」に支配されてしまったことだと思います。

要するに適応できている条件の人数が少ない。

※タブロイド思考とは？

ならば、全婚姻時代にマッチングの手腕を発揮していた仲人さんが、インターネットを駆使すれば、ご成婚が量産されてもいいはずだが・・・それも成婚率は平行線な感じで、飛躍的に上がってもいないし、下がってもいない。

現場で多く見受けられるのは、婚活する人やその親御様が、手法やサービスの選択を間違っているケース。

それと、結婚や恋愛に対する概念が、理想と現実に決定的な乖離が見られることを自覚できていないケース。

たとえば、結婚に関するしつけは昭和時代のまま変わらず、その概念に基づいて理想を描いてはいるものの、現実問題として望む条件は現代に合わせているので、チグハグな自覚で活動して、婚活迷子になってしまうのではないかと。。。

婚活しないほうが結婚できるとか、婚活しているから結婚できないとか、そんな情報が、学者さんや専門家さんから出てきそうな気がします。

実績が上がっていないから、当然の揺り戻し現象ですが、それでもあえて言わせてもらいます。

何にもしなくても結婚できる人は、わずか２割程度だろう事が、婚活ブームでわかった事で、昭和の概念では結婚は難しい事もわかった。

どうするのが一番良いのか？

それは、新しい時代にマッチした理想に描きなおす事と、確かなノウハウと鏡（内面も外見も写すもの）を利用する事。

プラス、ご自身の努力への運命の女神さまからのご褒美でしょうか。

結婚は誰でもできるし、結婚相手の候補はいるはずです。

丁寧にご自分に向き合ってから、プロの手を借りる必要があると思います。自分に合っている理想の条件を見つけると、元気になるし、明るくなれるんですよ。

自分の人生は自分軸でデザインしましょうと、いつも提案していますが、家を建てるのに、一番最初にすることは設計図を描きますよね。

そして、耐震や耐久、立地条件や資金計画をすべて自分でこなせる人っていないでしょ。

プロの手を借りる事は、婚活でも必然なんです。

昔は親族や世話焼きのおばちゃま、職場の上司が、人生の先輩として、当たり前にしてくれていた事が、実はマストアイテムだったんです。

婚活ブームでハッキリわかった、もうひとつの事は、誰かに世話を焼いてもらう必要がある事ではないでしょうか。

ひとりで頑張らなくても大丈夫

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「婚活」流行に揺り戻しが来る予感