モラトリアム
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ベートーベンホテル

BEETHOVEN

部屋に入ってみるとややびっくり。

狭い!


ベッドはシングルベッドが2つ並べてあるのだが、くっつけて並べてあるため、ダブルベッドのようだった。

しかもベッド1つ1つが小さめだったため、セミダブルのようだ。

僕は恋人と昔、旅行で行った京都のホテルを思い出した。

恋人とならいいサイズかもしれないが、僕らは恋人ではないため、このベッドの並びにはややひいてしまった。









BEETHOVEN・トイレ

そしてこれがトイレ。

隣にビデがある。

以前、『こち亀』で見たことがあるが、本物を見たのは初めてだ。

その後、泊まったホテル全てにビデがあったが、イタリアではあることが普通なんだろうか。

日本のホテルに歯ブラシが必ず置いてあるのと同じように。


ビデの上にかかっている白いタオル。

最初はハンドタオルかと思って使っていたのだが、友人が「これはビデの後にお尻を拭くタオルだ!」と言うので、その後は使用しなかった。

本当なんだろうか??

真相は不明だが、とりあえず顔を拭かなくて良かった。

僕らはこれを「ビデタオル」と命名。

ビデタオルの横の白いチューブはドライヤーである。

ドイツやオーストリアのホテルにもドライヤーはあったが、ヨーロッパのホテルにはドライヤーがついているものなのだろうか。

タイのホテルにはなかったけど。


BEETHOVEN・シャワー

そしてこれがシャワー。

バスタブはなく、シャワーのみ。

僕は風呂に入らず、そのまま寝てしまったのだが、友人は到着した晩にシャワーを浴びた。

翌朝、僕がシャワーを浴びようとすると、「シャワーはとてもぬるくて風邪を引きそうだった」と言った。

しかし、僕は熱いシャワーを浴びることができた。


ここもタンク式のホテルなのだ。

ドイツのホテルでひどい目にあったタンク式のホテル。

今回もシャワーを浴びる時間には充分気をつけなければならない。




朝8時過ぎに朝食を食べに食堂へ。

ドイツのホテル ではだいぶ豪華な朝食にありつけたので今回も・・・と期待していたら、パンと飲み物だけというシンプルなものだった。

BEETHOVEN・朝食

僕ががっかりしていると友人が「パリのホテルもこんなものだった」と言った。

ドイツは良かったなあ。


↓食堂の様子(行動が遅すぎて誰もいない(笑))

BEETHOVEN・食堂


まあ朝食はドイツのことがあっただけに、満足のいくものではなかったが、総じてこれといった不満もなかったので、まあまあのホテルだったのではなかろうか。

部屋は確かに狭かったけど、寝て風呂に入るだけだからまあいいか。

とりあえず想像していたよりかはいいホテルだった。

いざ、イタリアへ! ~ルフトハンザドイツ航空~

成田→フランクフルト 機内から

ルフトハンザドイツ航空711便 に乗ってイタリアへ。

まず、乗り継ぎ地であるフランクフルトに向かった。

10時半発の予定であったが、30分遅れた。


前日は50分しか眠れなかったため、乗ってしばらくして眠りについた。





2時間ぐらい乗っていると機内食の時間に。

ルフトハンザではエコノミーでも、レストランでもらえるようなメニューが配られる。


ルフトハンザ機内食成田→フランクフルト

<機内食1>

・オードブル

蒸し鳥・野菜の細切り・細巻寿司とり合わせ・

 ロールパン・バター
・主菜

牛肉野菜巻き

   or

 鰻蒲焼丼(錦糸玉子・グリーンピース・ご飯)

・デザート

チョコレートケーキ



おいしかった!

ただ、パンが、オーストリア航空では温めたものが出てきたが、ルフトハンザでは冷めたものが出てきたのでやや残念と言えば残念だった。

あと、食器が金属なのがやや気になった。

せっかく乗客を金属探知機で調べるのに、金属のフォークやナイフが機内で出たら意味がないのでは??

機内食が出ている間は皆、自分の席から動けないしね。


そしてしばらくして軽食が配られた。選択肢はおにぎりかサンドウィッチ。オーストリア航空のようにカップ麺は選択肢になかった。僕はサンドウィッチを選択。


そして2度目の機内食。

ルフトハンザ機内食 キャットフィッシュ

<機内食2>

キャットフィッシュの醤油風味

  or

 カツ丼(玉子・玉ねぎ・グリーンピース・ご飯)

・デザート

フルーツ







僕らの席にフライトアテンダントが周ってきた時にはフィッシュしか残っておらず、選択の余地がなかった。

キャットフィッシュとは何かと辞書を引いてみると・・・

ナマズだ∑( ̄□ ̄;)!!

そしてお味はというと・・・

これが意外においしい!

やわらかく調理されており、食べやすかった。

ナマズって食べられるんだね。


このように機内ではお決まりの「食べて飲んで寝る」という行為を繰り返していた。

寝ている間にフライトアテンダントからちょっとしたプレゼントが。

↓コチラ

ハンザくん


友人の話によると、トイレに行って帰ってくると、寝ている僕の横にフライトアテンダントが2人いて、このぬいぐるみを置いていたらしい。友人は「“For you.”と言われた」と言っていた。

友人がかわいいブタの置物をテーブルに置いていたので、ブタ君のお友達としてくれたのかもしれない。

僕は熟睡していたので全く気付かなかったのだが。


そんな思いがけない機内食が出てきたり、思いがけないプレゼントをもらったりのフライトは定刻通り(14時15分)フランクフルトに到着。


フランクフルトは2回目だ。


次の飛行機は2時間20分後の16時35分のルフトハンザ3848便だ。

しかし、また出発が遅れるとの知らせが。


搭乗時間まで空港内をうろついて時間を潰すことに。

今後、2回もフランクフルトに来るので店の下見をすることに。

一通り店を見てから、ラウンジで休憩をした。

ラウンジには無料の紅茶やコーヒーがあるのだ。


フランクフルトからローマに向かう飛行機は、日本からフランクフルトに向かうものよりもだいぶ小さかった。3列、通路、3列という並びだ。

音楽も聴けなかった。

何の娯楽もない上に、友人とも席が離れてしまったため、僕は読書をすることにした。

村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』

これは図書館で借りてきたものだが、文庫がなかったため、ハードカバーの分厚い物を借りてきた。

これが、重い。とっても。


しばらくすると、飲み物とパニーニが出た。

パニーニは結構大きめのサイズで、ターキーかチーズか選択できた。

フライトアテンダントの「ターキー」という発音が僕には聞きづらかった。

僕は「チーズじゃない方をくれ」と言ってターキーを選択した。

これを今後、飛行機に乗る度に食べることになる。


約2時間のフライトを経てやっとローマに到着

バスでホテルまで移動。

ホテルは中心から離れた所にあるベートーベンホテルという所だ。

バスの中で添乗員さんが「今回のツアーは足が出てると上から言われているのでホテルは期待しないでください」と言っていたので、どんなボロいホテルかと思ったがロビーに入ってみると意外に小奇麗なホテルであった。


この日はとても疲れていたため、風呂にも入らず寝てしまった

フランクフルト~ヴュルツブルク~

朝8時ホテルを出発。

8時だというのに外はまだ薄暗く、雪がちらついていた

バスでビュルツブルクへ。


最初に向かったのは世界遺産レジデンツ宮殿

外は手袋をしていないとツライほど寒かった。

こんなに寒い体験をしたのは初めてだった。


ドイツに到着して初めての観光地だったため、皆がカメラを構え始めた。

時間が限られているツアーならではの光景だ。

ここに現地のガイドさんがやってくるらしい。

それまで宮殿脇の建物(大学?)のトイレに行ったりした。


10時になってガイドの女性がやってきた。

名札を盗み見たところ、名前は日本風だったが、名字は明らかに日本のものではなかった。

ドイツ人と結婚したのだろうか。


ガイドさんに連れられ、宮殿内部へ。

まず、コインロッカーに荷物を預けた。

観光客の鞄が「素晴らしい装飾物」に引っかかってしまって折れてしまったらしい。


やたら段差が低い階段を上って2階へ。

この階段は長いスカートを引き摺って歩く女性がスカートを踏まないように考慮された結果なのだという。

天井には絵が描かれていた。「フラスコ画」というらしい。

インターシティ フランク エアポート

オシャレなデザインのホテルだった。

ロビーに集合して添乗員さんからルームキーを受け取る。

僕らツアー客でロビーは埋め尽くされた。なにせ35人もいるのだ。

途中、ヨーロッパ系の客が何人かホテルにやってきたが、僕ら大勢を何事かと物珍しそうに眺めていった。

こういう時、ツアーに参加している気恥ずかしさを感じる。


ルームキーを受け取る時、僕らの名前は呼ばれなかった。それなのに解散の雰囲気になったため、添乗員さんにその旨を伝えにいったが、軽く流された。おかげでこの添乗員に対する印象は悪くなった。


結局、最後に鍵をもらえたので安心した。

今晩は夕食がついていなかったため、僕は持参したどんべえを食べることにした。

さすがに「どんべえを食べるからお湯が必要」とは言いづらかったので、「お茶を飲みたいから」と言っておいた。

部屋にポットがないらしいので、ホテル内のレストランでもらうことにした。

添乗員さんが、空港まで迎えにきてくれたドイツ人のお兄さんに、僕らをレストランまで連れて行くように英語で頼んだのだが、彼は日本語で「そのレストランはどこにあるのですか?」と聞き返していて、面白かった。


彼は笑顔で僕らを「どうぞ、こちらです」と連れて行ってくれた。しかし、彼は僕らが欲しがっているのがお湯であることがわからなかったらしく、「炭酸入りと入っていないものと、どちらがいいですか?」などと聞いてきた。僕はお湯に炭酸の有無が関係あるのだろうかと不思議に思いながらも、「炭酸なしの」と答えた。

彼がレストランの店員に何やら言うと、店員はペットボトルに入った水を持ってきた。

やはり意思の疎通がうまくいってなかったようだ。

僕は「boiled water」と何度も言った。

バーカウンターの内部では店員達が、あれやこれやと話し合っていた。

ようやく通じたようで、店員が青いポットに入ったお湯を持ってきてくれた。

ドイツ人のお兄さんが店員を待っている間、「お茶を飲むのに使うのですか?」と何回か笑顔で質問してきたことが印象的だった。

このお兄さんは英語よりも日本語の方が通じるようだった。


こうしてようやく部屋に入ることができた。部屋はそこそこ広くて綺麗だった。

しかし、やっとの思いでお湯を手に入れたものの、肝心のどんべえがない。スーツケースがまだ部屋に届いていなかったのだ。

このままではせっかくのお湯が冷めてしまう!と焦りながらもただ待つしかなかった。

お腹もすいたのでウィーン空港で買ったサーモンサンドを食べることにした。

そうこうしているうちにやっとスーツケースが届けられ、どんべえにありつくことができた。

水質が異なるせいか、日本で食べるのと味が違う気がした。

彼女は自宅から持参したおにぎりを夕食としていた。

フランク・部屋


食後、シャワーを浴びることにした。

バスタブのないバスルームに初めて出会った。

バスルームの戸は透明のプラスチック製で観音開きになっていた。

なにやら洗車される車の気分だった。しかし、悪くなかった。

彼女は「翌朝入る」と言って僕がシャワーを浴びて出てきた時にはもう寝ていた。

僕も髪を乾かしてすぐに寝た。


翌朝5時、彼女の携帯の目覚ましの音で目が覚めた。彼女はどうやら目覚ましが鳴る前に起きて、シャワーを浴びているらしい。


6時に0階のレストランに朝食を食べに行った。昨夜、ポットを借りたレストランである。ポットをウエイトレスに返して、席を取ろうとしたが、まだガラガラだったので料理を先に取ることにした。

フランク・レストラン

朝食はビュッフェスタイルである。

正直 、あまり期待していなかったが、それを抜きにしても大満足の朝食であった。

パン、ジャム、ソーセージ、ハム、チーズ、紅茶、どれも種類が豊富でとても美味しかった。

もちろん他の食べ物も良かった。ビュッフェ定番のカリカリベーコンも、デザートのフルーツポンチ。

彼女曰く、ヨーグルトが美味しかったらしい。

ここなら3日間ぐらい滞在しても飽きないであろう。

朝はいつも食べられないのだが、今日はお腹いっぱい食べてしまった。

朝食


7時にポーターさんがスーツケースを回収にくるので、それに合わせて部屋に戻った。

出発の8時までには時間がある。

ドイツのニュース番組を見ながら歯を磨き、時間までダラダラ過ごした。

いざ、ドイツへ!

11時40分発のオーストリア航空52便に乗ってウィーンへ。

機内はグリーンのシートに、赤や黄色のシートカバー。

フライトアテンダントの制服も真っ赤。ストッキングや靴の色まで赤!

・・・と初っ端からかなりショッキングであった。


席と席とのスペースはまあまああり、そこそこ快適な空の旅を期待しながら早速眠りについた。前日は徹夜だったため、食事の時間以外はほぼ寝ていた。機内では「チャーリーとチョコレート工場」が上映されていたようだ。座席の1つ1つに画面が設置されているわけではなかったため、見る気がおきなかった。なぜか中国語の字幕が表示されていたのが謎だった。


機内食はチキンかフィッシュか選択できた。僕はチキン、彼女はフィッシュを選んだ。チキンは洋食仕立て、フィッシュは和食仕立てになっていた。チキンは少しパサパサしていた。あと甘いソース(フルーツ系の甘さ)がかかった謎のつけあわせがあった。メインディッシュの他には、そばとサラダ、いなり寿司、デザートのケーキ、パンが出た。全体的に美味しくて、よかった。


さらに、しばらく飛行機に乗っていると夜食が出てきた。こんなサービス初めてだったので驚いた。ヌードルかサンドウィッチかおにぎりか選べるらしく、僕はヌードル、彼女はサンドウィッチを選んだ。渡されたのはなんと!チキンラーメンだった。まさか空の上でチキンラーメンを食べることになろうとは・・・!しかし。不思議と外で食べるインスタントラーメンって美味しいんだよね。


到着数時間前に軽食が出た。パンとサラダだったと思う。とにかくフォアグラにされるガチョウのように食べ続け、飲み続けていた。

機内から


16時5分にウィーンに到着。乗り継いでフランクフルトに向かう。出発まで1時間半あったので、ウィーン空港の店を見て回った。途中、今晩の夕食用にサーモンのはさまったパンを買った。


17時35分にオーストリア航空125便に乗ってフランクフルトへ。飛行機の翼が寒さで凍っていたのか、出発する前に何やら車体が近付いてきて機体に液体を噴射していた。そう言えば上空から見たウィーンは雪で真っ白になっていたっけな。

ウィーンまでの機内で充分寝たので今回はずっと読書していた。

村上春樹の「風の歌を聴け」


オーストリア航空ではヨーロッパ路線内の機内食が有料らしい。

機内食が有料ってどんな航空会社だよ!と思ったけれど、紅茶とコーヒーは無料で出たので一安心。

アルコールや食べ物が有料らしい。メニューを見たけど、美味しそうだった。


19時10分、フランクフルトに無事到着。

今回は添乗員同行ツアーに参加したのだが、機内から出てくる荷物もポーターさんが全て受け取ってくれ、ホテルに向かうバスに積んでくれた。


20時頃、ホテルに到着。

インターシティ フランク エアポートというホテルだ。