半導体大手インテル<INTC>がアイルランドに建設予定の半導体製造工場の建設資金をめぐり、プライベートエクイティ(PE)ファンドのアポロ・グローバル・マネジメント<APO>と資金提供で交渉していると経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルが13日、関係者の話として伝えた。110億ドルを提供することでインテルと今後数週間以内に合意する見通しという。
 新工場の建設をめぐっては、資産運用大手コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)やPEファンドのストーン・ポイント・キャピタルも出資に前向きだが、インテルと独占協議に入っているアポロが最有力視されている。

 インテルでは現在、アイルランドの首都ダブリン西部のキルデア州で半導体ウエハー製造施設と研究開発キャンパスを運用している。