「慎重度アップで中東情勢をケア!」
先週末のNY株式市場は大幅安。ミシガン大学消費者態度指数におけるインフレ指標の上昇、JPモルガンの決算悪、イスラエル・イランの戦闘本格化懸念などが重石となり、テクニカルは下値調整懸念を高める形状に。

週末中のイランによる(禁断の)イスラエル本土攻撃を踏まえれば、本日の日経平均は前日比700円安で終えた先週末NYタイム終値からの更なる下振れスタート後、引けにかけてもリスク回避ムードがネックとなる弱地合いが予想されます。想定レンジは38,500-39,000円。


中東情勢の悪化が日経平均(先物)や東証主力株に悪影響を及ぼす‘期間’は短期に留まる可能性が高いものの、月初からの日経平均のテクニカル悪化を踏まえれば底打ちまでの‘下値’が見えにくい環境です。中小型株に関しては連鎖的投げ売りや調整スパンの長期化にも要警戒。

よって、「本日は買いそびれはOK、売りそびれはNG」を念頭に、3割程度の余力維持と手仕舞い条件の見直し・徹底により株価下振れに備えたら、★ 日経レバ(1570) & テクニカル維持銘柄からターゲットと条件を極端に絞った“逆襲への布石”を計りたいところ。

1570 日経レバ : 本日の買いはここから検討。一段安も考慮した余力残しにて「28,800円割れ ~ 28,000円前後」を買い向かう方針で。