2017.3.21 15才の君(ぼく)へ
海を渡った生活はどうですか?
いつまでも、いつまでも君のことを誰よりも愛しています。
ひとは生きるために選び続けなければいけません。
「生きる」か「死ぬか」
命が宿ったときから永遠に眼を閉じるまで「選択」から逃れることはできません。
「決めていない」と云うひともいるでしょう。
それでも「決めない」、「人に委ねる」という路を自身で選んでいます。
選ぶことを捨てたとき、生きる望みを捨てたとき。
15才のとき祖父が眼を閉じるときに訓えてくれた最期の言葉です。
君が15歳になったとき、足元を見つめてみてください。
歩いてきた道、歩こうとしている路、選択はいつも哀しみの連続です。
選ばなければならないその道はもう片方の路との別れが待っています。
ぼくは君の旅立ちを選んだ路に、悩んで、苦しく、負けそうで、バラバラに砕けて消えてしまいそうです。
大人になっても泣き虫は変わりません。
涙じゃなく愚痴ばかりがこぼれるようになりました。
悔しくて、哀しくて涙する素直さをどこか心の奥に封じ込めてしまいました。
君がくれた笑顔に助けられた日々がありました。
君の幸せが太くあると願って選びました。
選んだのはぼくです。
それなのに・・・君の笑顔が見ることのない日々は星も月もない夜の中にとりのこされたようです。
いくつものぼくの選択が、大切なひとを傷つけてきたことを忘れません。
君も傷つけてしまったひとりだと。
だからこそ未来が明るくあってほしいと願って、君に別れの言葉も伝えませんでした。
生きるとは希望と夢に満ちた路だと。願いたい。
5歳で描いた夢 マジンガーゼットになりたい
12歳で描いた夢 小説家・映画監督になりたい
18歳で描いた夢 アンパンマンになりたい
20歳で描いた夢 警察官になりたい
28歳で描いた夢 泣かない大人になりたい
31歳で描いた夢 幸せな家庭をつくりたい
いま心に描く夢 15歳になったとき君が幸せで笑っていること
生きた路は、毎日、毎日の選択で変わっていくでしょう。
ぼくは世界平和を守りたいなんて本気で考えていました。
なのに君ひとりも守れない情けない姿になりました。
失敗を繰り返すぼくが15才の君に伝えられること。
選んだ哀しみから逃げないでください。
泣いて、苦しんで、休んで、選んだ自分を許してあげてください。
自分自身を許してあげないと、周りの人を許すことができません。
人を許すことが出来なければ、笑うことを忘れてしまいます。
笑えないと心を偽っていかなければなりません。
君が幸せで満ちた太い路を歩けることを願っています。
15歳から始めた活動を閉じることも私の選択。
24年間、市民活動の成果もなく、ひとの心に傷跡しか遺せなかったことを痛みとして感じております。
いまある障害は自身の選んだ結果のこと。
快復より受容できる心が養えることを願い閉じたいと思います。
坂口 平
アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」MV 映画ver.
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