薬研の名は、源泉の形が漢方薬をすりつぶす道具「薬研台」に似ていたことからきたといい、元和元年(1615)、大阪夏の陣に敗れた豊臣の落ち武者たちによって開かれたという言い伝えがある。
薬研温泉からさらに2kmほど上流に行くと、奥薬研温泉に出会う。平安の昔、慈寛大師が恐山を開いたあとこの地で大ケガをしたが、一匹の河童が現れ、気がついたときは山のいで湯に浸かり、ケガの痛みはすっかり消えていたとの伝説があり、「かっぱの湯」と名づけられた露天風呂で有名である。
「かっぱの湯」は混浴の露天風呂だが、薬研・奥薬研温泉にはその他に二つのかっぱの名がつく露天風呂がある。混浴はチョッと…という方のための「夫婦かっぱの湯」、そして写真の「隠れかっぱの湯」。別名「桜の湯」とも呼ばれ、春には渓流の音を聞きながら桜の下で温泉を満喫できる。

| ■所在地/青森県むつ市大畑町薬研 ■交 通/JR大湊線下北駅下車、下北交通バス佐井行き大畑下車45分 ■照会先/大畑町観光協会0175-34-3500 ■泉 質/単純泉 ■効 能/疲労回復・リュウマチ・神経痛・慢性消化器疾患・冷え症 |
のびのび62号
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