映像物等級委員会から2回の審議で、全て制限上映可等級を受けたキム・ギドク(53)監督の新作『メビウス』が、賛否試写会を開いた結果、圧倒的に韓国国内での上映が可能だという支持を受けた。制限上映可等級を受けた映画は、制限上映館でだけ上映されるが、韓国には制限上映館がないので、事実上上映禁止になる。
26日午後、ソウル・東大門区(トンデムング)映画振興委員会試写会室で、記者、評論家、文化体育観光部、栄進委、映等委関係者をはじめとする、映画界関連の人々を招待して試写会を行った後、賛否投票をした。現場開票結果109人が出席、107枚の投票紙が回収され、このうち93票の賛成を得た。反対は11票、棄権3票であった。約87%に達する参席者が、韓国での公開が可能だという意見を明らかにしたのだ。当初、キム・ギドクフィルム側は、30%以上の反対票が出れば再審の結果と関係なく、韓国での上映を諦めると話した。
この日、開票を進めたキム・ギドクフィルムのキム・スンモプロデューサーは、「はるかに刺激的で過激な映画があるのにも関わらず、『メビウス』にだけ苛酷な定規を突きつける映等委審議は、信頼できない。これは、法的に飛び火する可能性もある問題」と打ち明け、「内部的にも悩みが多かった。映画製作の基準にするために、今回の賛否試写を開催することになった」と話した。
先立って、18日、キム・ギドク監督は『メビウス』制限上映可と関連して、公式の立場を表明して「公開時まで保護されなければならない核心のあらすじが、ある媒体記者によって記事にされてしまった。映等委を通じて、一方的に母子性関係映画とだけ知らされ、映画の価値が深刻に毀損された」と主張した。このため、この日試写会参席者に「言論、ブログ、SNS等を通して、映画に対する情報や批評(評価)等映画に関するすべての部分に対して、正式マスコミ試写前に記事を書いてはならない」という内容の署名をさせた。
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