ドラマ「ファントム」ではソ・ジソプとダブル主演を果たし、注目度ナンバーワンとも言われる実力派俳優チェ・ダニエル主演の映画「共謀者」が6月1日からの公開に先駆け、5月16日シネマート新宿にて記者発表会&プレミア試写会を開催した。
試写会上映前に記者発表会が行なわれ、主演のチェ・ダニエルとイム・チャンジョンそして本作で第33回「青龍映画賞」で新人監督賞を受賞したキム・ホンソン監督が登壇。会場に集まったファンから大きな歓声で迎えられた。初めにイム・チャンジョンが「長い間俳優をやって来ましたが、こうして作品のプロモーションで日本の皆さんにお会いするのは初めてなのでとてもうれしいです」と話すと、チェ・ダニエルは「とてもドキドキしています」と最高の笑顔を見せた。続けて「こういった形で皆さんにお会いできると思っていなかったので本当にうれしいです。今日はたくさんの方に集まっていただき、感謝しています」と丁寧に挨拶をした。
クランクアップの感想をイム・チャンジョンが「ダニエル君より私の方が若く見えますが(笑)23年も俳優をやってきたので、先輩として彼にいろいろとアドバイスをしなきゃいけないと思って撮影に臨みました。でも実際は後輩の彼から多くのことを学んだ気がします」と冗談を交えつつも謙虚に答えると、チェ・ダニエルは「僕は言葉を話せるようになってから23年近くですが」とイム・チャンジョンの言葉を受けて笑いを誘い「先輩から多くのことを学びました。どうでもいい点は目をつぶって…」と続け、改めて「イム・チャンジョンさんという大好きな先輩と今回初めて共演できたことは光栄に思っています」と語り、大爆笑のトークの中に息の合った掛け合いで仲の良さが伺えた。
また2人とも今までのイメージとは全く違う役柄だがどうだったか?という質問に、イム・チャンジョンは「今まで多くの作品に携わりましたがほとんどがコメディや恋愛物で、韓国では私は“面白い人”というふうに見られています。今回のように重いテーマでしかも悪役というのは初めてだったのですが、監督が強く希望してくださりこういった機会をいただきました。実際は監督の指示通り演じただけなのですが、周りの方から見ると本当に大きなイメージチェンジだったので、皆さんが『すごい俳優だ』とか『がんばったね』と私をものすごく評価してくださいました(笑)」と答えた。
またチェ・ダニエルは「僕もこのようなサスペンスは初めてだったのですが、監督が僕をはじめ俳優の話をよく聞いてくださったので、いろいろ話し合いながら撮影を進めていったのでとても楽しかったです。また共演の俳優さんとも本番以外の時はふざけたり話をしたりして本当に楽しく過ごしたので、楽しかったという思い出しかありません」と撮影当時を振り返った。
ここで日本版のエンディング曲を歌う日本の4人組ロックバンド「In 197666(イン ナインティーン セブンティー シックス シックス シックス)」も応援に駆けつけた。代表で西勇輔が「今回このような機会をいただけて本当にうれしかったです。
『砂時計』という曲は書き下ろしではないのですが、歌の世界とこの映画の世界がすごく合うと思って運命を感じました」と挨拶。「映画をご覧になる時は、僕たちの歌までちゃんと聞いてから席を立ってください」とアピールしてからチェ・ダニエルと熱い握手をかわして舞台を後にした。ここで3人への取材が再開。中国ロケでの苦労についてキム・ホンソン監督は「現地スタッフや撮影場所の確保に苦労しましたが、さらに天気も味方してくれなかったので本当に大変でした」と語ると通訳者を気遣い、一旦ここまでで通訳するようにと手で合図を送って笑いを誘い「最後の日、エンディングシーンを撮らなきゃいけないのですが、冬なので日も短く雪まで降ってしまったんです。翌日には韓国に帰らければならないので、どうしてもその日に撮影を終わらせなきゃいけなかったのですが、俳優の皆さんがものすごい集中力で素晴らしい演技をしてくれて、本当にいいシーンが撮影できたので皆さんに感謝しています」と語った。
続けてイム・チャンジョンは「時間もなかったし」とだけ言って監督のマネをして通訳者に通訳するよう手で合図を送って笑いを誘った。また「雪も降ったし」でまた通訳者に合図を送ると、会場は大爆笑となった。「とにかくいいとは言えない条件の中、無事に撮影を終えることができたので、私は神に感謝します」と答えた。チェ・ダニエルも続けて「雪が降って」と言ってから通訳者に合図を送って笑いを誘い、ここでも息の合った掛け合いを見せた。続けて「僕は1週間、中国にいたのですが、前日コンディションを整えて準備をしていると翌日雪のせいで撮影が中止になり、また次の日のためにと思って準備をしているのですが、当日になるとまた雪のせいで中止になるという繰り返しで何もできないまま1週間を過ごしました。
そして最終日にやっと撮影ができたんです。僕も神様に感謝したいと思います」と笑い話に変えて苦労を語った。ここで映画を試写した後、再び3人が登壇し日本のファンへメッセージを伝えた。イム・チャンジョンは「この『共謀者』が日本のたくさんの方の記憶に残る映画になったらいいなと思います」と語り、チェ・ダニエルは「今日はこんなにたくさんの方が集まってくださって、本当にありがとうございます。
今回はちょっと怖い作品だったので次回はハッピーな作品でご挨拶したいですね」とダニエル・スマイルで感謝の意を伝えた。続けてキム・ホンソン監督が「スタッフ、俳優みんなで作り上げた映画『共謀者』が日本で公開されることになり本当にうれしく思います。ありがとうございます」と締めくくり、観客は大きな拍手でそれに応えた。
2009年、中国を旅行していた韓国人夫婦の臓器売買事件をモチーフにした映画「共謀者」は、韓国と中国を行き来する旅行者を対象に水面下で行なわれていた衝撃的な犯罪現場を明らかにし、臓器密売の実態をリアルに描いたクライムサスペンス。特に不特定多数の一般人を対象に行なわれてきた臓器密売の真相を通し、誰でも犯罪の対象になりえることを想像させる。 本編の臓器売買のチームは、作業を指示する総責任者、臓器を摘出する出張外科医、運び屋など各分野のベテランで構成されており、ターゲットを設定して作業が完了するまでの全過程が徹底的に組織的に管理され、いわゆる企業のように描かれている。
実話を連想させる緻密なストーリーと構成で、韓国では最高の話題作に浮かび上がった「共謀者」は、世の中に隠されていた臓器密売の衝撃的な実態を明らかにする。
文:KOREAREPORT INC
映画「共謀者」
シネマート六本木6月1日(土)、ブリリア ショートショート シアター6月22日(土)、シネマート心斎橋7月、他 公開予定。
配給/宣伝: イレブンアーツジャパン合同会社
提供: KRコンテンツグループ
宣伝協力: Gマーケティング
公式HP:http://kyoubousya-movie.com/
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