三月の短歌いろいろ | アマゾンに背を向けて

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短歌を作っています。鹿ヶ谷街庵です。ししがたにがいあんと読みます。

制服を脱ぎ捨てる者うつくしく、尾崎豊も藤井聡太も
『 制服 』
高熱にあえぐわたしの顔面を巨大なパグが舐め続けてる
おじさんがカップ大関飲みながら真面目な顔で見る袋とじ
春の夜セットリストにない曲をくちぶえで吹き終わらすライブ
『 吹 』
卒業式途中で眠った呪いかな俺のちんこが子どものまんま
同僚がガールズバーにいく前にドラッグストアで買う赤まむし
『 エネルギー 』
しんどくてユンケル飲んで眠ったら無数のちんこが頬撫でる夢