このアルバムはすごく良いです。
シングル曲もいいし、
中孝介に提供した「花」のセルフ・カバーもいいです。
そんな名曲ぞろいのこのアルバムの中でも一番気に入ったのが、
「片足のポー」という曲です。
タイトルに「片足」という言葉が含まれているので、
おそらく、ラジオやテレビでは放送はされないと思います。
身体欠損を扱うのはメデイアではタブー視されているからです。
差別的な意図がなくても、
放送局にはもし、抗議があったら対応が面倒だ、という意識が根強いようです。
もちろん「片足のポー」という曲は差別的なものではありません。
弱い立場の人間に共感し、温かいまなざしで見つめ、優しく語りかけるような曲なのです。
心が震えるような名曲です。
上記のような理由があり、この曲に触れられる機会は限られているので、
ぜひ、このアルバムを聴いてみて下さい。