
JAL 機体整備工場 見学会 / Norio.NAKAYAMA

JAL 機体整備工場 見学会 / Norio.NAKAYAMA
◇ 住友化学:エチレン国内生産撤退 15年9月
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20130202k0000m020120000c.html
住友化学
は1日、石油化学製品の基礎原料であるエチレンの国内唯一の生産プラントだった千葉工場(千葉県市原市)での生産を15年9月までに停止すると正式発表した。国内需要の低迷と輸入品の増加、海外勢との競争激化を受けて、国内勢では三菱化学も昨年6月、鹿島事業所(茨城県神栖市)での生産能力を14年に約3割削減することを決めており、国内化学大手が国内エチレン生産体制を縮小・再編し、高付加価値品の生産でコンビナート存続を図る動きが加速している。
住友化学
の千葉工場の生産能力は年間38万トン。生産停止後は同社が22.5%出資する「京葉エチレン」(市原市、年間生産能力69万トン)からの調達(現状約19万トン)を約2倍に増やし、自動車部品用樹脂など高収益の製品に生産を絞って工場を存続させる。エチレン生産は、シンガポールとサウジアラビアで稼働中の大型自社プラントに集約し、コスト競争力強化を図る。
住友化学の生産体制再編に関連し、三井化学も1日、住友化学
と同様に22.5%出資してきた京葉エチレンの運営から14年度末をめどに離脱し、出資を引き揚げると発表した。離脱後の運営、出資割合については今後、55%を出資する丸善石油化学が住友と調整する。出資割合に応じて三井化学が引き取ってきたエチレンを住友が引き取る形となる。
三井化学は国内で別途千葉、大阪の2カ所にエチレン生産プラント(年間生産能力計98.4万トン)を保有。京葉エチレン離脱により、両プラントの稼働率を向上させ、生産コスト圧縮を図る。
日本石油工業協会によると、国内のエチレン生産プラントは15基あり、12年の輸出分を含む12年の生産実績は614万トンだったが、生産能力は721万トン。500万トン程度とされる内需を大きく上回り、供給過剰構造の解消が課題となっていた。【三島健二】