
ラッパロボ / kanonn

ラッパロボ / kanonn

Gifu University Hospital 岐阜大学病院 / Yuya Tamai

Gifu University Hospital 岐阜大学病院 / Yuya Tamai
◆ 介護ロボットスーツ、身近に 病院などに県が無償貸与
朝日新聞
http://mytown.asahi.com/areanews/okayama/OSK201105110148.html
人の動こうとする意思を察知し体の動きを手助けするロボットスーツ「HAL(ハル)」が、より身近になりそうだ。岡山県が今年度から、病院や老人保健施設に20台を無償で貸し出す事業を進めている。
人間が体を動かす際、脳から筋肉へ微弱な電気信号が伝わる。HALはその信号を皮膚の表面に張ったセンサーで感知し、作動する。
立つ、座る、歩くといった動作が不自由な人でも自分の意思で動けるようになるため、リハビリで活用されている。円滑な在宅医療への移行や入院期間の短縮も期待されるという。
岡山県出身の山海嘉之・筑波大大学院教授が開発し、2004年設立のサイバーダイン社で製造しており、県内で3施設、全国で約70施設が導入しているという。
そのひとつ、「ハートフルきらめき荘」(岡山市北区)を訪ねた。
「もう少し機械にお手伝いしてもらいますか」
「左、もう少し前へ出しましょう」
この日初めて装着した入江澄子さん(82)が、理学療法士らの指示で一歩ずつ歩いていた。左半身にまひがあり、歩行には介助や杖が必要だ。理学療法士は、入江さんの歩き方を見ながら、HALの補助量を調整している。
きらめき荘は2月に導入し、脳疾患による歩行困難や寝たきりに伴う筋力低下のリハビリに使っている。
2カ月ほど使っている入所者の男性は「HALを着けると軽く足が出るようになった」と喜んでいた。
疲れにくくなる、「歩きたい」という意欲が高まるなどの効果もあるといい、理学療法士の可児瑛子さんは「自分の足で歩く喜びや体の感覚を思い出し、日常生活に生かしてもらいたい」と期待する。
県は、サイバーダイン社からレンタルした20台を施設で使ってもらい、効果を検証する。関心は高く、すでに21施設から計96台の応募があるという。
一般の人も、4月下旬にオープンした「HAL SPOT」(岡山市北区芳賀、テクノサポート岡山)でHALを体験できる