◆  朝日新聞 週刊まちぶら 橿原市新口町かいわい | 古都奈良発! 日本一のシニア向け起業準備コンサルタント

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◆  朝日新聞 週刊まちぶら 橿原市新口町かいわい


  朝日新聞
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000131105240001


飛脚問屋忠兵衛は愛する遊女・梅川を自由にするため、公金に手を出し犯罪者に。最後に一目父親に会おうと、故郷新口(にのくち)村に逃げるが――。悲恋の実話を題材にした近松門左衛門の浄瑠璃「冥途の飛脚」の舞台となった橿原市新口町。仕事を引退した人たちでつくるグループ「大和路忠兵衛カンパニー」が、町を盛り上げようと力を入れている。


 ◇近松の舞台 味な演出


 カンパニーの設立は一昨年。忠兵衛の供養碑のある善福寺で行われた忠兵衛300年忌法要の際、参拝客に渡す手みやげとして「忠兵衛せんべい」を作ったのがきっかけ。せんべいの評判が良かったことから、50~70代の10人がカンパニーを立ち上げ、地元名物として販売することになった。


 せんべいを作る工房として、これまで農具を収納していた物置を改造。修理やペンキ塗りも自分たちで一から行った。せんべいの材料は卵、小麦粉、砂糖のみ。形は忠兵衛が手をつけた公金にちなんで小判型に。全て手作りのため、1日150枚を作るのが限界だ。

 せんべいは新口町のヨネダ米酒店、喫茶リンデン、お好み焼き「まん房」と北妙法寺町のすし処「隆」の4店舗で販売している。「まん房」のオーナー吉村建治さん(40)は「置いてもすぐに売り切れちゃいます。せんべいから町の歴史に興味を持ってくれる人も多い」と話す。

 資金集めのため、朝市やフリーマーケットを開くと、農家の人たちが「これも持ってきー」と野菜を無料で提供してくれた。町の人からも、新鮮な野菜が安く手に入るということで大好評。会話が増え、町の人たちとのつながりもできたという。


 それでも最初は資金が足りず、赤字続き。会員が立て替えながら何とか続けた。副代表の奥本邦江さん(56)は「夢を買うような感じ。この活動が趣味みたいなもので、楽しんでやらせてもらってます」。

 4月末には、東日本大震災の被災地に向けたチャリティーイベントも開催。駅前でせんべいを販売し、売上金の全額約6万4千円を義援金として橿原市長に寄託した。


 忠兵衛を新口町のシンボルとしようとしたことに、最初は反対の声もあったという。代表の橋本豊治さん(60)は「罪人だから伏せておくべきだという人もいたが、300年たっても多くの人に愛されている作品の舞台であることは誇り」と説得した。いまでは積極的に町の歴史について調べようという人も増えたという。

 カンパニーはこの春、県が主催する「地域での花いっぱい運動支援モデル事業」に選ばれた。100万円の資金をもらい、近鉄新ノ口駅前にある「冥土の飛脚」の石碑と工房のまわりの花壇に花を植え、新たな町のシンボルにするつもりだ。「ここに住んで良かったな、と町の人たちに思ってもらえるようにしたい」





 -☆笑顔にこんにちは☆-

 ●お酒 波乗り気分で
 地元の人たちの交流の場になっているのが「Bar NALU(ナ・ルー)」(0744・46・9550)。サーフィン好きの店主橋本一成(かずなり)さん(30)が命名し、ハワイ語で「波」の意味。100インチのスクリーンがあり、スポーツ観戦もできる。お酒はワイン、カクテルなど100種類以上あり、500円から楽しめる。


 ●忠兵衛焼き 考案中

 9割以上がリピーター客というお好み焼き「まん房」(0744・25・5650)。店主の吉村建治さんが手作りするソースは、数種類の野菜や果物を6時間以上かけて煮込むなどこだわりが光る。忠兵衛の恋した遊女・梅川にちなみ、梅肉を使った「忠兵衛焼き」を考案中だという。


 ●ケーキ 神戸仕込み

 神戸で7年間修業したパティシエ、松尾耕三朗さん(52)が経営する「松尾ケーキハウス」(0744・22・5589)。ロールケーキ(800円)は月替わりで色々な味が楽しめる。焼き菓子(100円~)も種類が豊富。店内に飲食スペースもあり、買ったケーキをその場で味わうこともできる。

 ●ドラム流れるカフェ

 ジャズが流れるカフェレストラン・ギャラリー「ドラム館(やかた)」(0744・24・2819)。コーヒー(420円)は天川村の「ごろごろ水」でいれるこだわり。不定期でオーナー松尾清嗣(きよつぐ)さん(58)のジャズドラムの演奏会も。風景写真の新人賞「前田真三賞」を受賞した松尾さんの作品も展示している。


 -☆よりみち わきみち まわりみち☆-

 ■太子が水飲んだ井戸

 新口町には、飛鳥から法隆寺に行く際に聖徳太子が通った「太子道」が残っている。道中、聖徳太子が水を飲み、「口を新に」したことが町名の由来らしい。太子が飲んだといわれる水脈の通った井戸が今も残る。空き地の真ん中にひっそりとある井戸のふたを開けると、今でも澄んだ水が流れていた。


 ■忠兵衛に「恋の願い」

 忠兵衛の供養碑が建てられている善福寺。寺の南東約30メートルの屋敷跡にあったものを1883年に移した。「忠兵衛をしのび、役者や歌手の方々がよく訪れます」と坊守の千葉篤子さん(74)。忠兵衛が処刑された後も梅川は尼となって思い続けたという話から、恋愛成就を祈願して訪れる若い女性も多いという。

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