皆が踊っていたら、踊りたくなくなる | おしょうのおもい

おしょうのおもい

おしょうのおもいを書きます。

コンタクトインプロのワークショップに参加してきました。

身体の軸について、体験しながら学ぶことというもので、
総じて楽しく、有意義な時間でした。

素晴らしいワークショップだったという前提で、個人的に大きな発見を最後の最後にしたので、今日はその話を。


最後、今までのを総括して、ジャム(輪になって、好きな人が中に入り、踊る)をやってみようっていう時間があった。

コンタクトについて大切なことはたくさん扱ったが、ダンス自体は今日は一度もしてなかったので、最初10秒くらい誰も出なかった。

そんな状況を見て僕は
「やりたい」
と思って、一番に輪の中に入った(インプロバイザーはこういう時、大概一番手になる)

しばらく踊ってたら、1人入ってきて、一緒に踊った。
この瞬間は凄く嬉しかったし、心地良かった。

しばらく踊って輪に戻ると、3組が同時に踊ってた。
部屋の電気は消され、大きい窓から陽が差し込んでいて、それがとても美しかった。

また入れるタイミングがあれば入ろうと、しばらくその美しさに見惚れていると、皆が次から次へと入ってきて、
最終的に、見てる人が3〜4人の中、20人近くが踊ってる状況になった。

それを見て僕は、
「あ、もう入りたくないな」
と思ったのだ。


その感覚から得たのは、
僕は、誰もいない世界へ飛び込んで行きたいのだ、ということ。


そこがどれだけ楽しかろうが、心地良かろうが、
たくさん人がいすぎると、僕は入りたくない気持ちになるらしい。

誰もやってないことをやりたい、
という僕の人生観とバッチリ繋がって、

大きく呼吸した。