三郎山~八郎山 | 空と海・・・ときどき山のブログ

 

 全三回にわたる那智勝浦町浦神から串本町上田原への山行は

あくまで私の推測です。

 『一郎山』『二郎山』『三郎山』『八郎山』はほぼ確定ですが

『四郎山』『五郎山』『六郎山』『七郎山』は推測・憶測の域を出ない。

 

 アメブロは、今は分からないが昔は、写真の数が多いと

たまに投稿したとき、一番下へ写真が飛ばされるので

登山記録を三回に分けます。

 その方が読者も疲れない。

 

 

 和歌山県那智勝浦町浦神 海蔵禅寺からスタートします。

 

 

 

 お寺の裏山 頂上に髪上げ堂が建っています。

 ここが三郎山だろうということです。

 裏山登山道を登りきって髪上げ堂を拝見して

その足でUターンして別の山道を串本町田原方面へ登っていくのだが

山道は不明瞭である。

 ここは昔、納髪堂はなく夏休みの肝試しの折り返し地点だった。

 別名『三本松』と呼ばれている所。

 

 

 

 三郎山から四郎山へ向かう途中に杉か檜かの枝に偶然、

木場(こば)を見つける。

 一夜干しでサンマとか、イカの使えなくなった干し網をもらってきて

大木の枝に張ると即席の『トムソーヤの冒険』気分が味わえる。

 (つまり、景色のいい自分だけの特等席に座って

高所からの眺めを楽しめる)

 いつ作った物だろうか?

 

 

 

 三郎山からしばらく歩くと刈り開きした山道に差し掛かる。

 写真では平坦に見えるが実際、勾配角度は45度くらいじゃないかな。

 大げさに思われるが現地に行かないと分からないだろう。

 ここで標高が一気に上がる。

 

 

 

 急勾配を上がる途中に後ろを振り返ると浦神湾が見える。

 先ほど訪れた三郎山も少し見える。

 

 

 ここが四郎山だと思う。

 四郎山へ行く手前にも小さな山頂があるが写真の手前の石柱、

国土交通省の三級基準点がそれを物語る。

 

 

 

 四郎山から北西の方へ尾根が続いており

切り立ったガケを少し歩くとまた小さな見晴らしのいい山頂らしい所がある。

 そこから四郎山を望むと浦神湾が逆三角形に見える。

 四郎山と一郎山は直接にはつながっていなく、間に田無川とお寺をはさむ。

 

 

 

 先ほどの山頂からまたさらに北西の方へやや下る。

 周りが猪垣に囲まれた昔の畑跡(?)がある。

 ヌタ場らしい池が2ヵ所ある。

 畑跡を北へ北上すると植林地帯がある。

 この辺はまだ『地籍調査』のピンクテープがぎりぎり木の枝に確認できるが

植林地帯にある白い看板『那智勝浦町有林』を右手に過ぎた途端に

地籍調査ピンクテープが無くなる。

 そうするとルートファインデング能力が試され、冷や汗が出る。

 

 

 

 私の便宜上、『33』鉄塔を五郎山にした。

 『33』というのは鉄塔の番号らしい。

 ここは通らなくても八郎山に行ける。

 写真の右奥に見えるのが『34』

 『34』鉄塔は、今回の登山では行かない。

 

 

 

 地籍調査テープが辺りに無くなると、今度は関西電力が立てた道標と

山道専用の簡易な階段を探して歩く。

 写真の『いってこい』道標も目印としてはいいが

『35』『36』鉄塔は行かない。

 

 

 

 先ほどの『いってこい』道標を過ぎると八郎山に続く尾根があるが

実際のところ、スマホの登山アプリを使用しているので説明するのが難しい。

 写真のプラスチック製の杭を北上する。

 

 

 

 写真は六郎山(だと思う)

 六郎山は通らなくても八郎山に行ける。

 

 

 

 六郎山(?)から熊野灘を望むと『33』鉄塔の南に、

推測だがロケット発射場らしき山肌が見える(・・・ちがうかな)

 

 

 

 ここも私の便宜上、七郎山にした。

 八郎山のすぐ南の尾根。

 距離にして八郎山から50mぐらいかな。

 

 

 

 やっと着いた八郎山は249,6mの頂き。

 山行は三回歩いたが、三回目だとここまでで所要時間が、2時間8分ぐらい。

 問題はいかに迷わずに辿り着けるか。

 

 次回に続く。

 

 

 この山行により滑落・転倒・遭難されても当方は責任を負いません。