地元の熊野新聞に掲載されていた平成25年5月10日 地質の日特集
『なぜ熊野は聖地に』に載っている写真
『玉石の信仰 (那智勝浦町)』
というのがありましたが、正直いって
「どこなんだ?」
と思いました。
思い当たる場所があったので行ってみたら、やはりありました。
「何のこっちゃ?」と
思っていました。
『玉』は、神の御霊(みたま)であり、
魂(たましい)のたまに通じると考えて、
祭祀の中心にしているところがあります。
古代の玉石信仰で「丸石神」の石とも云われていた。
また「力だめしの石」とも呼ばれ、中世以降は石を持ち上げて
その重い軽いで願い事の占いをし、力くらべもしたようである。
元禄期の『紀南郷導記』に、この場所は白河法皇の御陵云々
と書かれているそうです。