風猛山 粉河寺 | 空と海・・・ときどき山のブログ

 皆さんは花見に行ったのでしょうか。

 私は行っておりません。

 まあ、お酒が飲めないので行ってもあまり意味がないようです。


 桜が有名な古刹を御紹介します。


 西国巡礼第三番札所 風猛山 粉河寺(ふうもうざん こかわでら)です。


 所在地は古い資料では和歌山県那賀郡粉河町粉河でしたが

紀ノ川市と合併したようです。


 創建 西暦770年(宝亀元年)

 開基 大伴孔子古(おおとものくじこ)

 宗派 粉河観音宗(天台宗系)




畑下賢治  観光ブログ-粉河大門
 大門(重要文化財)をくぐりましょう。

 1707年(宝永4年)建立と考えられる。

 金剛力士像の眼光が鋭いです。



畑下賢治  観光ブログ-粉河寺参道

 大門をくぐるとゆるやかな右カーブの参道がのびております。

 左側に主なお堂が建ち並んでおります。


 右側が国宝の絵巻「粉河寺縁起」において「白い粉を流したような」と

形容されている粉河(長屋川)です。


畑下賢治  観光ブログ-仏足石   「仏足石(ぶっそくせき)」


  お釈迦さまの足跡が刻まれています。


  1863年、御池坊(みいけぼう)

 の住職 願海が建立。

  県内で唯一だそうです。

 




畑下賢治  観光ブログ-童男堂
  童男堂(どうなんどう)


  別名 日暮らし堂

  建立 1679年

  本尊 童男大士(千手千眼観世音)

  願主 権大僧都法印円英

  県指定文化財




畑下賢治  観光ブログ-粉河寺本坊   御池坊(みいけぼう) 本坊
  

  童男堂の背後にあります。


  本堂内陣で、徳川吉宗が寄進した

 「野荒しの虎」が拝観できます。







畑下賢治  観光ブログ-出現池

 「出現池」 

千手観音の化身、童男大士(童男行者)が出現したと伝えられる池。

正面が童男大士の石像。



畑下賢治  観光ブログ-参道と桜

 だいぶ前に粉河町の方たちが那智勝浦町に来られていたようです。

 観光関係者の表敬訪問でしょうか。

 女性ばかり五、六人が町長を訪ねていました。


 那智勝浦町から粉河町まで200km近く離れています。

 それでも同じ県内の人間同士、

困ったときは一致団結すれば

どんな困難(この場合は災害)でも乗り越えられると思う。



 次回に続きます。