住所は、和歌山県田辺市本宮町湯峯。
日本最古でして、開湯1800年の歴史があります。
熊野詣での湯垢離場として栄えました。
秘境にある温泉地といった感じです。
熊野古道ウォークで汗をかいた後、入る温泉はまた格別でしょう。
また、ここには世界遺産登録された天然の岩風呂「つぼ湯」があります。
![畑下賢治 観光案内ブログ-湯峯温泉](https://stat.ameba.jp/user_images/20130217/13/young-taxi-driver/ef/eb/j/t02200293_0800106712423257898.jpg?caw=800)
この地は「小栗判官照手姫伝説」があります。
照手姫に求愛した小栗判官(おぐりはんがん)が二人の仲をよく思わない横山家に
毒殺され、地獄に落ちます。
目も耳も不自由な身で現世に復活した小栗判官は、
遊女として流浪の身になった照手姫に偶然、出会ったが
小栗が餓鬼の姿に変えられていたとは知らずに、
照手姫が車を引きながら共に湯の峰に参詣し、
四十九日の湯治をさせたところ、元の姿に戻ったという伝説であります。
めでたし、めでたし。
ちなみに小栗判官は、常陸(ひたち=茨城県)
照手姫は、相模(さがみ=神奈川県)の出身です。