2012年1月8日(日) 晴れ 降水確率20% 気温 4℃ 午前7時45分
昨年の台風12号以降の 「熊野古道 中辺路 大雲取越え」を
歩きました。
前回、歩いたのは2011年8月5日 台風12号通過前です。
今回は、ビフォー・アフターブログです。
前回と比較します。
2011年8月5日 2012年1月8日
気温 26,4℃ 4℃
降水確率 20% 20%
歩行距離 17,42km 17,30km
所要時間 6時間33分 6時間15分
歩数 28570歩 28373歩
休憩時間 20分 30分
歩行距離が120m、所要時間が18分、歩数が197歩、短縮されています。
意識して歩いたわけではありませんが、やはり、道を覚えたので
① 無駄な距離を歩かなくなった
② 写真を撮っている時間が減った のが主な要因でしょう。
朝日を浴びて黄金色に輝いている「三重ノ塔」前 駐車場が出発地点です。
スタート地点は同じですが、開始時刻は前回よりも1時間遅れです。
やはり、朝起きるのがつらい時期です。
三重ノ塔もまだ、開いていません。
この場所は「那智高原公園」の階段を上りきる手前です。
地名としましては那智勝浦町色川の「大戸平」です。
熊野古道 中辺路と色川街道が交差するところです。
1977年に昭和天皇をお迎えし、第28回全国植樹祭が開催されました。
石垣が見えている場所は「登立茶屋跡」です。
地元色川地区の人々は昔、「馬つなぎ」と呼んでいました。
この茶屋は熊野詣での人々を癒し、なおかつ、田辺市からの日用雑貨、 そして那智勝浦からの海産物を商う商店でもありました。
現在の国道42号線が整備されるまで、この道は大阪・和歌山市方面への
唯一の幹線道路として広く利用されていました。
ひたすら歩いていると、私のブログでも2回紹介した烏帽子山の烏帽子岩
らしい物が右側の視界から見えます。
写真のほぼ中央、一番高い山です。
見えているのが烏帽子山だとすると烏帽子岩自体は無傷のようです。
ちなみに那智山側から登ると左側に時々、集落が見えます。
住所でいうと那智勝浦町色川地区という所で、お茶と米を栽培していまして
平家の落人の里でもあります。
ここは 「舟見茶屋跡」の休憩所であります。
前回来た時はここからの眺めは雲におおわれていた為、前回のブログでは紹介していません。
この場所「舟見峠」の標高は868mであります。
写真に写っています休憩所の柱が老朽化している為、屋根の下で休憩するのはオススメできませんが、台風の被害はありません。
古の昔から色々な舟を眺めてきた場所であります。
この南紀州地方で水平線を見るのは比較的、容易ですがこの標高から
水平線を見れる場所はなかなかありません。
景色がなんとなく薄暗いので夕暮れ時かと一瞬、思ってしまいますが写真を
撮った時間は午前10時前後です。
大空と熊野灘の水平線との境目がくっきり分かります。
写真左下の集落が特定は出来ませんが、おそらく「川関・井関・市野々」。
その上の部分が「那智湾」。となりが那智勝浦の中心部。
「那智湾」の反対側の入り江が紀ノ松島。写真右側が太地半島です。
全くの余談ですが、お正月の元日位から5日間ほど落合博満 元中日
ドラゴンズ監督が太地町の記念館に滞在しておりました。
私も偶然、奥さんの信子さんとお会いし御挨拶しました。
話しがそれましたが、このシリーズは次回も続きます。