私の着物歴 その②

 

 

52歳まで、

着付け教室に通ったこともなく

着物をたたむこともできなかった私が

 

 

初めて通った着付け教室で

たった40日で着物が着られるようになり

 

 

その1年後には着付け教室を開講

 

 

そんな、着物に惹かれた私の

ストーリー

 

私の着物歴その②成人式編は

こちら

下矢印 下矢印 下矢印 

 

 

  成人式編

 

 
{9533B6A7-8C58-4AB2-A113-696EB75AF668}


 

ここで普通は成人式に着た晴れ晴れしい
振袖のお話しになるところでしょうが、
 
 
 
 
 私、振袖着てません。
(はい、写真は私ではありません!)
 
 
 
 
両親は積み立てをして、購入して
着せてくれるつもりでいました。
 
 
 
 
なのに…
その頃私は、島根県松江市の高校を卒業後、
関西に来て、服飾の専門学校に通っていました。
 
 
 
 
寮に入っていたんですが、
2年目の夏、どうしても寮を出て
一人暮らしがしたくて、
両親に便箋10枚の手紙を書いて、
成人式の着物は要らないから、
一人暮らしをさせてくださいと頼みました。
 
 
 
 
晴れてお許しが出て、
一人暮らしはスタートしました。
 
 
 
 
その頃、関西の保証金はとっても
高かったんです。
 
 
 
今考えたら、後々の生活費の仕送り額も
増えるわけですし、
 
 
 
 
振袖代を遥かに超える負担を
掛けてしまっていたんですよね。
 
 
 
 
自分がこの頃の私と同じ年代の親に
なった今、
小言一つ言わないで快諾してくれた
両親には本当に感謝しています。
 
 
 
 
振袖欲も
転勤族で成人式に出席する
地元も無く、
成人の日は、普通に過ごしていました。
 
 
 
 
専門学校の卒業式には、
自分で作ったベルベットの
ワンピースを着て出席しました。
 
 
 
 
着付け師になって、
可愛らしいお嬢さんの
振袖姿を見ると、
自分が着たかったという後悔は
全くありませんが、
 
 
 
 
息子2人の我が家、
娘がいたら着せたかったなぁと
いう思いは年々、強くなります。
(袴も拒否されました)
 
 
 
 
その分、
たくさんのお嬢さんの晴れ姿のお手伝いが 
できることが嬉しくてたまりません。
 
 
 
私だけでなく、意外と、
着付け師さん、着付け講師さん、
の多くの方から、
私も振袖、着てないわよって
お言葉、お聞きします。
 
 
 
 
孫はまだ、1歳ですが、
着せることは無理でも、
振袖姿を見られるまでは
元気でいなくっちゃ。
 
 
 
この時の10枚の手紙、
今だ、実家のレターラックに
ありますが、こそばゆく
手に取ることすらできませんあせる