うちの母は魚が嫌いです。
正確にいうと、美味しい魚しか食べません。
氷見という寒ぶりブランドの地に網元の孫として産まれたばかりに、氷見からたった数十キロ離れただけでスーパーの魚は生臭くて食べれないと言うのであります。
なので魚料理はいっさい家で出ません。
しかし皮肉にもわたしは魚好きで産まれてしまいました。
肉より断然魚派です。
(最近はベジのみだけでなく、魚と鳥肉は食べてます)
問題なのが、母は魚の臭いもダメなのであります。
魚を焼いて食べたいけど、グリルは未使用。使うことは許されません。
なので、富山に来てから魚欲は
シラスをごはんにかけるか小イワシの塩ゆでのみで満たしておりました。
ところが、冬になったじゃあーりませんか。
スーパーにいくと魚コーナーがすごいことになっているわけです。
冬の日本海、なめんなよ！です。
つまりキトキトなんです！大量なんです！！
通りすがれないわけなんです！！！
香箱ガニが呼んでるよ。
おらの～内子はうまいでぇ～
バイ貝さんが歌ってるよ。
肝もちゃんと～引っ張りだしてね～
ついに買ってしまいました。
カマスさんです。(←なぜか地味)
いやー切り身の魚ならまだしも一匹丸ごとの魚。生臭さも倍増、、、
でも今日はゴミの日！！
バレないようにお昼に食べて、ゴミを出して、母が帰る夕方まで換気扇と窓全開作戦でいこうと思ってました。
お父さんとこの件でケンカになりました。
グリルが使えないためフライパンにクッキングシートを敷いて焼こうとしたのですが、うまくいかずシートを外し直に焼いたので怒られたのです。
フライパンに直にしたことが
母にばれる！と父は怒りました。
もう、めんどくさいあるよ。
カマスさん、美味しかったけどね。
もうすぐ母が帰って来ます。
ドキドキします。
そして寒いです。