生まれて初めて絶望を味わった。





そしてピッと上がって下げるに下げれないその悲しい左手は、「ギブギブ!!」と言わんばかりにそのまま先生の手にタップした。











しかし止まらない。








格闘技をやってないのに本気でタップする機会があるなんて夢にも思わなかった。





ましてやタップしても止めてくれないなんて藤原組長ぐらいだと思ってた。











ガガガガガ・・・








そしてやっと終了。。





絶対にもうここに来るのはやめようと頬に手を当てて誓った。











(しかし初診料は高いし、もったいない事をした。





 最初から面倒くさがらず、駅前の歯医者に行けば良かった。)








と、ブツブツ考えているうちに





先生「市川さん





と呼ばれ、会計。








先生「400円です。











安っ!!こう来たか!?








昔から長く続いている理由がこれで全部わかった。








しかしもうそこに行く事はなかった。








外に出るといつも通りの商店街。








帰ってすぐ駅前の歯医者を予約したのは言うまでもない。








         おわり





---------------------------------------------------------------------------





という事で、歯医者の怖さを大人になってもう一度味わう事になりました。





しかしその後行った歯医者は、麻酔の注射の前に表面麻酔をしてくれたりと、今流行の「無痛治療」に貪欲な歯医者だったので、ノンストレスで治療を終えたわけです。








話が戻りますが、今回は先生が知り合いの歯医者さんに通ってます。





前に行ってた「無痛治療」系とは違いますが、スピードがすごいです。技術が迸ってます。





しかし7,8年ぶりの歯医者なので緊張してたわけです。








しかし先日も登場するやいなや、





K先生「今日歯抜こうよ。さっき女優さんが来て、テンション上がってんだよ俺。」





と、ランチに誘う感覚で言われます。





こういうの大好き。





すごい楽しい先生なので、何も怖くないです。





あっ、歯を抜かれた時に、





K先生「よし、もう一歯抜くよ!





って言われた時は怖かったです。





結局時間なくてなくなったんですが、一瞬変な汗が出ました。











最近の悩みは、治療中に口を開けたまま「今の痛かった?」と聞かれた時、首も動かせず返事も出来ない状態でどうやってYES. NOを伝えれば良いのかという事。





サインでも決めようかと思ってます。





歯医者日記は随時更新していきます。





リアルタイムなドキュメンタリーとして読んでいただければ幸いです。








今日は朝から歯石をカリカリとられました。








結局言いたかったのは、





「こんなチキン野郎が歯医者に行ってるんだから、ほったらかしにしている人も歯医者に行こう!」





みたいな事だったんです。











みなさんのコメントを見てると逆効果だった気がしなくもないのですが、今更どうしようもないんですけどどうしたらいいですか神様